久しぶりに商品開発のお手伝い。
皆やる気があって気持ちいい。


思うんだが、職場の雰囲気の良い会社とどうしようもない殺伐とした会社って、体感的には全く違った印象なのに、業績はどうかというと・・・有意な差は認められなかったり。
でもこれは短期的な視点なので、長期的な研究を行えば結果は違ってくるんじゃないかと考えてる。


モチベーションは被雇用者に期待するものではなくマネジメントで生み出すものだと俺は思っている。
やれと言ってやるなら苦労はしない。
蟻だって一定の割合で働かない奴がいる。
働かない蟻を皆排除すると、また別の蟻たちが同じ割合でサボり始めるという興味深い研究があった。
ブラック企業のオーナー経営者は押しが強い分、ある程度までは強制力を発揮出来るが、現代社会においては奴隷にも逃げ道がある。
人材において、また経営方針においても自転車操業的あるいは焼き畑農業的にならざるを得ないブラック企業はいずれは進化の袋小路に入ることになる。


今の日本の消費は、付加価値以上の価格高騰に動じない富裕層によるものと、安かろう悪かろうの大量消費型に二極化している。
ブラック企業は後者に関与していることが多いが、既にこれが日本経済の中核となっている。
ここが行き詰まる頃に問題は露見し、多くの国民がこの構造そのものに危機意識を持ち始めるかもしれない。
ここを変革するのが21世紀後半の課題となるのではないかな。


ちゃんちゃん。(だから仕事しろよ俺