本は、良い。

本には、「正しい答え」が書いあるわけではありません。

本が教えてくれるのは、もっと別のことです。

ヒトは、一生のうちで一個の人生しか生きれない。

しかし本は、また別の人生があることを教えてくれる。

たくさんの小説を読めば、たくさんの人生を体験できる。

そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる。

たくさんの人の気持ち?

困っている人の話、怒っている人の話、悲しんでいる人の話、喜んでいる人の話、そういう話をいっぱい読む。

すると、少しずつだが、そういう人々の気持ちがわかるようになる。

わかると良いことがあるのですか?

優しい人間になれる。

しかし今の世の中、優しいことが良いことばかりではないように思います。

それは、優しいということと、弱いということを混同しているからです。

優しさは、弱さではない。

相手が何を考えているのか、考える力を「優しさ」というのです。

優しさということは、想像力のことですよ。

しかし優しい人は、苦労します。

「神様のカルテ0」P159~161抜粋

(´・ω・`)
自分は、自分の人生しか知らない。

身近な親の人生だって、詳しくは知らない。
恋人の人生だって、詳しくは知らない。

聞けば断片的に話してはくれるけど、時代背景・文化的水準・当時の風潮・モノの感じ方とかは、自分の感覚とは異世界くらい違う。

相手を思いやるには、話を聞いただけでは不可能ビックリマーク
拙い人生経験値じゃ、到底補えない。
理解する為に、「想像力」という翼を広げる。



昔から本は、よく読んでた。

昔、「優しい」とよく言われた。
初対面の人にね。
そして、話してたら何故か泣かれる。
泣かれる理由が理解できなくて、焦るばかりだった。

別に、優しくした覚えはない。
何も考えずに、普通に男女問わずに接してただけ。
泣いた理由が「優しい」と言われても、困惑するだけ。

だから、人に興味を持つのを止めた。
理由もわからず泣かれて、焦り困惑するのが嫌だった。

自分の普通と他人の普通は、違ってたんだと最近になってやっと気付いた。

自分は、わがままで自己中だと今でも思ってる。
「優しい」なんて、思ったことは一度もない。

何処にもはまらないジグソーパズルの一片が、少しでもはまる形に変化する様に本を読み続けてる。

普通の人との感覚の差を、埋める為に。