以前Xで、山本太郎信者が
「停電しても人が死なない。あるなら、実例を教えてくれ」
と暴言吐いてたんで、心の広い僕は親切丁寧に、全部タダで教えてあげたことがあります。
阪神淡路大震災の時の、神戸のナースの証言。
「病院内は、懐中電灯の明かりだけ。
患者さんがバンバン搬送されてきて、適切な治療をすれば命は助かったのに、停電で医療機器が使えないためそれができず、大勢の患者さんを死なせてしまった」
同じ事は、日本で大地震が起きるたびに繰り返されてるでしょうね。
彼女、あれから数十年たった現在も、PTSDに悩まされ続けてます。
補足すると、病院に設置が義務づけられている非常発電機がまかなえる電気は、手術室と集中治療室だけです。
「じゃあ、病院全体をまかなえる発電機設置義務化を」
と考える方がいるかもしれませんが、そんな大型発電機は大量生産できないから、お値段は恐らく十億円単位。
設置場所は、騒音排ガス対策で、ほぼ屋上しか選択肢がありません。
屋上から、地上か地下にある変電設備までの、大容量電線工場も必要となります。
これらだけで、数階建てのビルが建てられる金額です。
東日本大震災後の計画停電域で、「信号機の消えた交差点」で、交通死亡事故が発生。
北海道地震後の北海道全土で起きた大停電で、停電発生時刻が未明で真っ暗だったこともあり、自宅で人工呼吸器等の生命維持装置をつけている方々の、電源を100ボルトコンセントから、非常用バッテリーへの切り替えがうまくできず、170余名が病院に緊急搬送。
その病院も、前述の神戸と同じ状態。
結果、1名が死亡。
同北海道大停電で、自宅内でポータル発電機を使っていた1名が、一酸化炭素中毒で死亡。
5年程前だったか、台風で千葉県東部の広い範囲で停電。
この結果、熱中症で高齢者3名が死亡。
ちなみにこれは、9月の出来事です。
この地域のこの季節の最高気温は、東京都心よりおおむね2~3度くらい低いです。
仮に真夏に東京で大停電が発生したら・・・
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日本より寒いロシアでの話ですが
プーチンの腰ぎんちゃくこと、メドベージェフ元大統領が、かつてこう豪語しました。
「(ロシアからのガス供給が止められて)西側は凍えるだろう」
ちなみにこいつは、江沢民との会談で、酔っ払った状態で現れるなど、明らかにアルコール依存症です。
ところが腰ぎんちゃくの予言は外れたどころか、ロシア国民が凍えてます。
24年1月上旬現在、少なくとも数都市で、数日以上の長期停電、集団暖房システム停止が続いてます。
補足するとあちらの都市では、大型ボイラーで沸かした熱湯を各戸に供給する、集中暖房システムを採用してる所が多いです。
その方が、エネルギー効率が良い=安くつくから。
被災者は、独立系メディアから15万人とも報じられてますが、もちろん詳しい被害状況は当局からは発表されず、隠蔽。
室温が氷点下まで下がってしまった為、室内水道管には凍結対策なんかしてませんから、水道管が凍結、破裂する事故が多発。
この結果、サントクペテルブルグに住む、経済的には恵まれてるはずの陸軍将校が、自室内で凍死。
もちろん、仮にほかに犠牲者が出ていても、隠蔽している可能性があります。
停電等の原因は、当然の如く隠蔽されているし、仮に当局から発表されても嘘の可能性が高いので、あてになりません。
理由としてネット上でささやかれているのが、
社会主義時代以来の悪しき伝統で、老朽化設備を無理に使い続けているから。
戦争でメンテナンス予算が削られたから。
西側からの経済制裁や、事実上の戦時経済体制で、軍事物資優先で、メンテナンス部品が入手しずらくなったから。
ロシアでも少子化の為、労働力不足に陥っており、さらに戦争で、特に若い男性を取られてしまい、昨年後半の時点での労働力者不足は460万人。
このため、メンテナンス要員が足りなくなってしまった。
といったところ。
インフラの維持管理には、専門知識技能を持った人が、絶対必要性です。
この季節、シベリアでは氷点下30度以下に下がる事が珍しくありませんが、ロシア人権団体によると、現在流刑地で、故意に暖房を切っている、とのこと。
受刑者に凍死するほど凍えさせて、軍隊に志願させる為です。
その軍隊入りした受刑者がどういう扱いを受けるかは、日本では広く報じられているので、割愛します、
1月29日追記
ニューズウィークによると
「1月中旬の時点で、ロシアで凍死、数千人」
とのこと。
注:情報戦=ウクライナによる「嘘」の可能性もあります