僕は弱視で、身体障害者手帳3級の交付を受けています。
また、障害基礎年金2級の認定を受けています。
障害基礎年金2級で支給される金額は、老齢基礎年金で満額支給される場合の金額と同じとなっています。また、物価の変動などによって改定されることがあります。
今回は改定ということで、年金額改定通知書が届きました。
さて、いくらになったのでしょうか。
2018年度支給額:779,300円
2019年度支給額:780,100円
800円の増額です。
月額にすると約67円増額ということですね。
障害基礎年金は、とてもありがたい制度です。
障害者だと、本当に苦労が多い。
普通にコンビニで働きたいと思っても、弱視だとなかなか雇ってもらえません。
今の職場はかなり恵まれているほうですが、今までいくつか仕事をしてきた中では、障害ゆえに嫌な思いをしたこともたくさんありました。
弱視は自分の責任ではないのに、それを背負って生きていかなきゃいけない。とても理不尽さを感じています。
障害基礎年金はその理不尽さに対する補償だと、僕は解釈しています。
僕の場合は生まれつきの障害なので事情が少し違いますが、年金を払っている人が一定の障害状態になると、障害基礎年金を受給できるようになります。
ただし、年金をしっかり納めていないともらうことができません!
年金制度には不満や疑念もたくさんあるでしょうが、障害基礎年金のことだけを考えても、保険料を払う意味はあると思います。
所得が低く保険料を払えない場合は、減免制度もあります。
保険料が減免されても、未納とはならないので、障害状態になれば障害基礎年金を受け取ることができます。
(会社員など、厚生年金に加入している人は、あわせて障害厚生年金も受け取ることができます。)
障害基礎年金をもらっている障害者がどんな収支でやりくりしているのか、今後も毎月報告していきますので、よろしくお願いします。