札幌での爆発事故、不動産屋で消臭スプレー100本を室内で処理しガスが充満したところに湯沸かし器を使ったことが原因でした。
この事故では死者が出ずよかったですが、「不動産屋でなぜ消臭スプレー100本もあったの?」と疑問に思った方も多いと思います。
そして、昨日辺りからこの疑問に関して報道されるようになり、その”意外な理由”に注目が集まっています。
なんと、家を賃貸で借りるときに請求される「消毒代」「消臭代」というのは、今回問題となった消臭スプレーを不動産屋がシューッとするだけだというのです。
つまり、1本数百円のスプレーをシューッとするだけで、1万円とか2万円を請求し、ほとんどは不動産屋の利益になっているということですね。
しかも、多くの場合はこの「消毒代」「消臭代」を断ることができないというのです。
いや~、これにはびっくりしました。
不動産関係の人には周知の事実だそうですが、僕は全然知りませんでした。
今のマンションに引っ越す際にどうだったかなと思い、不動産屋との契約書類を引っ張り出してきました。
「消臭抗菌施工代 18,000円」
…はぁ。
もちろん不動産屋によっては、きちんとお金をかけて消毒・消臭の作業をしているところもごく一部あるようです。
ただ、このときの不動産屋は、事故を起こしたのと同じアパマンショップ…。たぶん、「シューッ」ですね。
今回の事故で、「消毒代・消臭代=ぼったくり」ということを多くの人が知ることとなりました。
不動産屋は今後どうするのでしょうか。新しいぼったくり手法でも考えるのでしょうか。注視していきたいと思います。