格安スマホの利用者は全体の11%だそうです | 視覚障害投資家のHappy Days

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総務省の統計によると、今年6月末時点での格安スマホ利用者は全体の11%だそうです。
ここで言う「格安スマホ」とはMVNO(仮想移動体通信事業者)のことで、サブブランドとしてKDDIが提供するUQモバイルやSoftBankが提供するワイモバイルは含まれません。
1位は楽天モバイルで、次いでIIJmio、OCNモバイルONEとなっています。
格安スマホ利用者は年々伸びており、3年前と比べて契約数は940万件増(119%増)、シェアは4.9ポイント増(80%増)となっているみたいですね。


僕は4年ほど前からワイモバイルを利用しています。
当時はauでガラケーを使っていて、そろそろスマホを持ちたいということでいろいろ検討し、魅力的なキャンペーンと、10分かけ放題がついていることからワイモバイルを選びました。
ワイモバイルは今すごく人気みたいですね。ある調査によると、スマホ利用者のうちワイモバイルのシェアは3.8%にもなるそうです。
これを先ほどのデータと合わせると、だいたい7人に1人はワイモバイルを含む格安スマホを利用している、ということになりそうです。


7人に1人かぁ。


格安スマホの利用者は年々増えてきているとは言え、まだまだ少ないように僕は思います。
人によって使い方は違うので一概には言えませんが、多くの人は格安スマホに乗り換えたほうがかなりお得になるのではないでしょうか。

例えば楽天モバイルなら、毎月3GB使えるプランで2千円弱です。
これにiPhone XS(64GBモデル)を買って3年使うとすると、スマホ本体代金はひと月3千円程度。合わせて月5千円で済みます。
同じ条件でdocomoを契約すると、最初の2年間は9千円、それ以降は6千円と出ました(「新規契約」でシミュレーションした結果)。


今ニュースで話題となっていますが、「およそ月8千円のスマホ代を、5千円程度まで下げたい」と政府は考えているようです。
でも、今の料金が高いと感じるなら、格安スマホに乗り換えればいだけの話ではないでしょうか。

大手キャリアは便利なところに多くの店舗を出し、ちょっとした困りごとでも丁寧に対応してくれるようなすばらしいサービスを提供しています。それにはもちろん、人件費等お金がかかります。そして、その分利用料が割高となるのは当然と言えるでしょう。
一方格安スマホは、ある程度自分で調べて設定・運用していくことが求められます。その分、料金は安いというわけですね。

利用者がそれぞれ好きなほうを利用すればよいのではないでしょうか。
格安スマホの利用者は着実に伸びています。その流れに乗ってもよいし、大手キャリアを使い続けてもよいし。
政府は料金に口出しするのではなく、消費者がもっと賢くなって、能動的に、主体的に考え選んでいくよう支えるべきだと僕は考えます。