『持続可能な資本主義』という本を読みました。
「結い2101」を運用している鎌倉投信の新井和宏さんが出された新刊本です。
「いい会社」の事例を読んでいると、「本当にいい会社だなぁ。こんな会社で働きたい!こんな会社の商品・サービスを購入したい!」と強く憧れを感じます。「結い2101」を通してこんな「いい会社」に投資する機会を与えてもらい、本当にうれしくなります。
「いい会社」の共通点は、自分の頭で考えることじゃないでしょうか。もちろん業務だからマニュアルもあるし法令遵守は当たり前だけれど、誰もが漫然と仕事をしていない。社長はもちろん、従業員1人ひとりがしっかり自分の頭で考え、しっかり意見を表明し、議論を交わしている――そうあるべきだという雰囲気が満ち満ちているのが「いい会社」ではないでしょうか。
企業は付加価値を生み出すもの。でも、付加価値とは単なる金儲けではない。「八方よし」、皆が幸せになれるものでなければならない。お金はそれらを媒介するもの…。
そんな付加価値を生み出すためには、常識にとらわれていてはいけない。でも、自分も含めて多くの人々は、他人と違う意見を持ったりそれを表明したりすることにためらいを感じてしまう。そんなためらいなんて、必要ないのに…。