結い2101 | 視覚障害投資家のHappy Days

視覚障害投資家のHappy Days

お金について知識や知恵をもつことで、人生はより豊かになります。
すべてではありませんが、ある程度の問題はお金で解決できます。
お金に関することを軸に、視覚障害者(弱視)である僕が、言いたいことをどんどん発信していきたいと思います。

鎌倉投信が販売する投資信託「結い2101」を毎月買っています。

株は株主優待が魅力的なものをある程度買いましたが、個別の銘柄をよく吟味して利益をねらう・・・のは自分にはちょっと難しいなと感じて、投資信託を積み立てていくことにしました。
まあインデックス型の投信を買おうかとも思ったのですが、やはり長い目で利益を上げ続ける会社を応援したい。そう考えたときに出会ったのが「結い2101」でした。

「いい会社」を選び抜いて投資するという方針に惹かれました。
ブラック企業としてしばしば名前が上がるワタミやユニクロ(ファーストリテイリング)は、短期的には利益を出せても、従業員をこき使うようだと長続きはしない。多少コストはかかっても、(当たり前ですが)労働基準法を遵守し、サービス残業は厳禁とし、従業員が満足できるよう最大限配慮した会社が伸びると信じています。
いくつか本を読みましたが、「そういった企業のほうが長期的に見た収益もよい」と確信するに至りました。

僕自身が障がい者雇用で働いているということもあり、障がい者雇用に熱心な企業を応援したいという思いもあります。
人手不足が叫ばれる中、「障がい者」と一口に言っても、根本的には「健常者」とほとんど変わらない。単に視覚や聴覚の機能が平均より劣っているだけだったり、知的発達が非定型であったり、精神疾患を抱えているだけなんです。障がい者の中にも、健常者と同じように優秀な人やそうでない人がいる。ただ、「障がいに応じた一定の配慮」が必要なだけ。ただ、それだけ。
現在は障がい者の法定雇用率が1.8%となり、各企業とも優秀な障がい者の確保に力を入れています。ここで障がい者をしっかり戦力として活かすのか、雇用率未達成で罰金(雇用納付金)を支払うのか――。今こそ企業の真価が問われているのだと思います。


何だか話がずれましたが、「結い2101」を通して「いい会社」を応援し、投資の果実として一定の利益を享受しつつ、皆が幸せになる社会になるよう少しでも貢献したいと思います。