JW.ORGのよくある質問のなかの「組織」の項目で「創始者はだれですか」というのがあります。
「組織は19世紀末に始まりました」などは正確な情報と思います。
次に書かれている言葉は、私には、到底納得できないものです。
「イエス・キリストの教えを広め,1世紀のクリスチャン会衆の型に倣うことだったからです。キリスト教を創始したのはイエスなので,わたしたちはイエスがこの組織の創始者だと考えています。」
組織は19世紀に・・・と言っておきながら、イエスがこの組織の創始者と結論づけるのは、論理的におかしい。
私としては、考えるのは自由だが、認めないよと。
ここには、いつも組織が言うところの、「エホバが地上で用いている唯一の組織」であることを、より印象づけようとする意思が感じられます。
でもこの言い方、どう見ても無理でしょうね。
関連したぼやきを一つ。
妻と伝道することについて話したことがありました。
ギリシャ語の「コトオイコン」の解釈が「家から家に」か、または「家々で」かという件です。
妻に「なぜ伝道するの」と聞くと、ものみの塔の冊子から引用した「一世紀のクリスチャンに倣って、その後も伝道し、それを引き続いて行っているから」という答えが返ってきました。
私は「1世紀のクリスチャンに倣っているかも知れないが、この宗教は1884年に作られたのだよ。1世紀のクリスチャンの後、19世紀末までは誰が引き継いで、伝道の業を行っていたの?」と聞いてみました。
我ながら、良い突っ込みが出来たと思った瞬間でした。
そうしたら妻は「私はまだ勉強が足りないから、そこまで判らないわ」と逃げてしまいました。
JW妻と話し合っても、肝心な所で、「まだ勉強が足りないから」とか「判らないわ」とかでスルリと逃げられてしまいます。ヤレヤレ・・・