お値段以上でお馴染みのニトリが
昨年の夏に「約1万8千人の社員の8割に
情報処理に関する国家資格【ITパスポート】を
取得してもらうようにする」という記事をみた。
ITリテラシーの低い人が職場に多いと
社内のIT化が進まないからだそうです。
確かに管理職でITが苦手な人ばかりだと
なかなか脱アナログが進まないのは分かる。
そこでITパスポートってどんな資格?って思い
ネットで過去問をやってみたら
合格点だったので、実際試験を受けてみた。
受験料7500円。
試験は毎日のように開催されていて
CBT方式(Computer Based Testing)が採用されいてる。
要は紙の答案用紙が配られるのではなく
パソコンで解答していく感じです。
とはいえ、四択の答えを選ぶだけなので
マウスしか使いません。
試験内容はIT以外の問題も多く出題されます。
分野としては【テクノロジー】【ストラテジ】【マネジメント】があり
全100問、1000点満点中600点以上で合格です。
そして足きりがあり各分野で30%以上の正解が必要。
テクノロジーとストラテジが満点で600点以上でも
マネジメントが0点の場合は不合格となるので
苦手分野もしっかり勉強が必要となります。
100問で1000点満点となるが、
1問あたり10点ではないです。
おそらく難易度の高い計算問題などと
簡単な問題では1問あたりの得点が
違ってくると思います。
実際合格点が755点のように
一桁代が0ではないことからも分かります。
(ただ点数配分は公表されていません)
結論を言うと、
社内の8割の人が資格をとっても
なにも変わらないと思います。
はっきり言ってITパスポートを持っていても
IT用語を知っただけで、
実際何をするか、どう設定するかなど
実務をやったことない人は何もできないと思います。
SMTP-AUTHとは?
クライアントから送信側メールサーバへ通信をする際に
クライアントに対して認証情報を元に認証を取る方法です。
と答えられても
じゃあ社内のメールアドレスを設定してくれる?
と言われて、
設定できる人が何人いるでしょうか?
まぁ就活の際のアピールくらいにはなるかもしれませんが、
IT苦手の管理職に取らせたところで
ますます苦手意識が増すのでは?と
懸念しております。
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