最近、秋めいてきたせいか変に色々と考えてしまう。

今日も眠れないからなのか知らないけど、"ヴィジュアル系"って何をファンのみんなに伝えたいのかなって思ってしまったり…。
以前にも何度か他のバンドでヴィジュアル系は経験させてもらったけど、ずっとずっとその答えがわからないんだ。
でも、主観としての実感は伴っていないにせよ、概ねの答えは理解できているつもりなんだ。それってきっと「美」と「音」のコラボレーションなんだろうけど、僕には音意外での「美」がわからないし、然程の魅力もない以上、演奏面でしか貢献できないと思うのが事実。

ヴィジュアル系アーティストの自分がとんでもない発言をしてることは自覚してるけど、きっと僕の本音なんだろうね。
そう考えるとやっぱり僕は最終的に音で勝負がしたいんだと思う!音だけを愚直なまでに信じて音楽を続けてきた自分にはそれしかできないのかもしれない。

例えば、容姿的には非の打ち所がなく、それ見たさにお客さんが集まるようなヴィジュアルアーティストさんがいたとして、お客さんに目が見えない人がいたらそのアーティストさんは何を以ってその人に感動を与えられるだろう。
それはやはり「音楽」というからには「音」を「楽しく」届けてあげることじゃないのかなって。

でも、反面だってあるよね。……例えば、耳が聴こえない人は音楽の何を楽しむのかとも考える。…否、違うかな。その人が何を楽しむのかではなくて、その人のためにアーティスト側として何をできるのかってことだよね。
きっと難聴者の方は他の感覚を使うわけだから、歌詞や見た目に惹かれるのかも知れない。もしそうならヴィジュアル系はその人にとって救いとなれるのかもしれないね。

理想論者の自分にも最近いい加減疲れるけど、人に楽しんでもらえないならそれは「音楽」とは呼べない気がする!愛と平和をもたらさないロッカーなぞ、社会を風刺・愚弄した挙句、何も変えられないのならそれはただの文句や愚痴と同じだと思う。



「じゃぁ、視聴の二重苦ならどうするんだよ」って思う人もいるかも知れないね。

生物学的に言えば音は空気振動であるから空気を伝達し、触覚として周波数分の振動を与えることができるため、低周波の音程なら人体に察知させることはできるけど、振動数がわかっても暗闇の中で体が震えるだけならそれは恐怖でしかないんだろうか。
もしも「魂」とか「愛」とかいうスピリチュアルなものがあるとするならそれは伝わるんだろうか?
伝えられるとしても五体満足な人から二重苦の人に伝えることはできるのかな……。

答えはまだまだ出ないけど、自分にとってこれから音楽をどう見つめていくのか大きなテーマになりそう。

Spirit
Heart
Sole

それらをこれからも大切にしながら、心ある音楽が貴方に届けられるよう心の限りを尽したいと想う……