びっくり博多4日間の旅 ~その弐~ | 志在千里

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読んでニヤっとしてもらえる、そんなブログを目指しております。

こんにちは、ホーシです( ゚ω゚ )

ひとつなにかを始めると、それに夢中になっちゃうのは悪いクセ
 

 

今日は休みだけど、近所に買い物行くのに歩きで行ってこの歩数よ。
3駅分くらいを歩くとこんなもんなんだなという目安にはなった。うむ。

通勤で歩くか(ヤメロ)


しばらく間があきましたが、続きです。

 

***

 

二日目

どうする?なにする?くらい、予定が決まってなかった二日目。

とりあえず、太宰府天満宮くらいなら電車でいけるんじゃね?という話で考えていましたが、地元民の友人のご家族が車を出してくれるということでそれに甘えることになりました。

わざわざ車を出してくださるんです、二台も。
他所様の両親をアシに使うって、どうなの(しかも二台編成)



・鳥栖(とす)駅で「かしわうどん」が食べたい

さて、そして太宰府に向かう前に、まずは突然「西鉄鳥栖駅にある"かしわうどん"が食べたい」と言い出した人の案に乗っかり、ローカル私鉄である西日本鉄道、通称:西鉄(にしてつ)電車に乗り、トコトコと鳥栖駅へ向かう我々。

なお本日の目的地、太宰府は通り過ぎる形になるわけですが(ぇ)

小一時間掛けて鳥栖駅に到着。

 

 

 

ホームに鎮座する昔ながらの立ち食いそば屋。とてもいい。好き。

でも支払いは電子決済OK。素晴らしい。
 

 

 

かしわうどんはシンプルで素朴なお味。朝ごはんにピッタリです。


軽くうどんを引っ掛けて、待ち合わせ場所の駅へと向かう。
そこで今回の旅のキーマンである、友人のご両親と落ち合い太宰府へ・・・・とはならず、まずは昼ごはん(うどんのあとにか)ということで、これまた友人の親族が経営しているという洋食料理店へ。

友人の人脈を使いすぎである。




・森のログレストラン「アラスカ」で昼食を


そしてやってきた洋食屋さん






 

 

 

 


よ・・・・洋食屋・・・・さん?

森のなかを歩いたと思ったら、突如眼の前にログハウスが現れたでござる。
 

 

 

 

 

 

なんかこんな外観のレストラン、某夢の国とかで見たことあるー


 で は な く 


なんだここ、すごい本格的なレストランじゃないか。
ていうか、友人の親族すげぇというか、友人もしかしてええとこのお嬢さんなの?

出てくるお食事も半端ないです。

 

 

 


お値段も決して安くはないですが、量もお味もそれに見合ったお料理ばかり。




我々、なんでここにいるんだっけ?(親族パワー)





名物『ビッグバン・バーガー』(1日3食限定)

福岡博多に来ているはずなのに、何故か異世界感を存分に味わったあと、ようやく太宰府へ向かうのであります。


「森のログレストランアラスカ」
https://www.alaska-web.net/index.html



・太宰府天満宮に行ってきた(天開稲荷社を忘れずに)

レストランから車に揺られて30分ほどで太宰府天満宮に到着。



レストランが非日常過ぎて、太宰府の観光客てんこ盛りの光景を見て一気に萎えたワシのメンタル。
振り返ってみると写真も少なかったのでテンション下がってたのがよく分かるなぁと(罰当たりめ)





麒麟のけつの穴とか撮ってるし(罰当たりめ)





御本殿は建設中だし。

うまく切り取ればそれっぽく見えるかもしれない
 

 

遠近感がオカシイ



そんなわけなので、取り立てて見るもんないかな~と思っておったのですが、地元民友人が本殿を後目にスタスタと奥へ奥へと歩いていく。
我らは金魚のフンのようにあとを辿ってついていくと、

 

 

おんや・・・なんだか雰囲気のあるところへ来たぞ?

境内のお姿は撮り忘れましたが、そこにはひっそりと佇むお社が。
これまた後で知ったことなのですが、実は知る人ぞ知る九州屈指のパワースポットなのだそう。
なのに表の喧騒に比べて、全然人がいないのです。

これはいい。いい場所だ。

石段を駆け上ったので、上がった息を整えながらお社を眺めていると、ふと社務所の前に立っていた身なりの良いおじさんに声を掛けられました。

おじさんはそれはそれは丁寧に、この神社の由緒やお参りの仕方を教えくれまして、我々は無事にお稲荷様の奥の院で作法に則ってお参りすることができたのです。

お参りを終えた我らに「良い旅を」と言い残し、おじさんは去って行きました。
友人のひとりが、社務所内にいた方におみくじを買いながら「さっきのあの方はここの方ですか?ご近所の方ですか?」と伺ったところ

「・・・は?」

社務所の方からは、こんな反応が返って参りました。


・・・え?



人は少なかったとは言え、他の人には目もくれず我々に声を掛けてきたあのオジサン、まさか実はオイラ達にしか見えてなかったなんてことないよね。
お稲荷様だけに、狐につままれたようなお話。


 


天開稲荷社

 

 


・「光の道」が見たい(宮地嶽神社)

なんだか不思議な体験をしたね、なんて言いながら時刻はすでに16時。
実は今日この日、オイラはみんなと途中から別行動をするつもりだったのです。

というのも、1年に二度しか見られないある景色が、この福岡の、とある神社で、まさに今回の旅行日程のタイミングで訪れるというのです。

神社へまっすぐに伸びる参道と夕日の光が重なって光の道ができるのだと。

行きたい・・・なんか調べたら人が多くてとか、整理券が必要とか言われてるんだけど、行ってみたい・・・・


場所は、福岡県は福津にある宮地嶽神社。

某ジャニーズのグループがCMで訪れてからというもの、聖地としてより有名になってしまったのだとか。ぐぬぬ・・・難易度は高いかもしれないが、とりあえず行ってみて実際に確かめてみないと気が済まない。

とはいえ、そんなオイラの自己満足に皆を巻き込むわけにはいかん、と本当は昼頃から単独行動するつもりだったのですが


「車で連れてってあげるよ」


えええええ!
しかして、太宰府から福津までは高速で1時間の距離。
さすがにそれは・・・と思いましたが、皆さんも行ってみようと言ってくださいまして
行ってみることになりましたのですが

当日の日没時間は18時11分
現在時刻は16時
太宰府から目的地まではスムーズに走って1時間弱


なお、渋滞


これはムリゲーなのでは。


でもいい!お願いします!どうかお願いします!
そんなわけで一路福津へ向かって走り出す我々、そしてのっけから大渋滞にハマる我々。

あかんやつや、これ('A`)

でもいいんだ、行くことに意味があるんだ。

そもそも電車だったらかすりもしないくらいに間に合わない時間だったし。

 

そして、車を走らせていただくこと1時間半。

 

曇り予報だった空には夕日が煌々と輝いており、たぶんきっと、神社からの景色はめちゃめちゃ綺麗だろうと想像がつきます。
だがしかし、オイラ達はまだまだ道の途中。沈む夕日が気持ちを焦らせる・・・

先行していた一台の車が現地に到着。

遅れて我々が到着したころ、ちょうど太陽は水平線の彼方に沈んでゆきました。

 

 

 

ただ、後でわかったことですが、実際に光の道をしっかりと見ようと思ったら、5,000円を上納して観覧席を予約しないといけないこと。無料席はかなり下からの眺めになって、かつ整理券を14時頃から並んでGetしないといけないことなどなど、たとえ間に合ったとしても悔しい思いをしたに違いありません。


むしろ・・・

 

 

 

 

日没後、開放された観覧席から見る薄明かりに浮かぶこの景色が十分美しかったことと、夕暮れ時、人気がなくなり静謐を湛える境内が神秘的で是非また訪れてみたいと思うことができました。
長距離をぶっ飛ばしてくださったご両親には感謝の言葉もありません。

 

 

 

 

宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)
https://www.miyajidake.or.jp/

 

 

 

・やっぱりイカが食べたい

さて、すっかり暗くなった神社の駐車場から、またも車に乗せて頂いて1時間掛けてホテルまで送って頂いた我々。
夜ご飯を求めて、繁華街へと繰り出します。
もはや20時は回っているものの、むしろ人が引きだす頃じゃないかとたかを括っていたのですが


どこも空いてない。どこもいっぱい。


うせやろ?
確かに今日は華金だけどもお前ら元気すぎんかはよ帰れよ。

もうええ加減諦めて、またうどんかラーメンでもと思いかけていた時にふと見つけた小料理屋。
めっちゃ入りにくい門構えの店に、行動派の友人ひとりが突撃し


「空いてるって!」


マジか!やったぜ!!
・・・と、小躍りして飛び込んだお店は




お値段書いてません(爆)


え・・・これ・・・・・ヤバない?大丈夫なの?
その時、他の皆が何を考えていたのかは分かりませんが、ヘタレオイラはビビっておりました。とりあえず、忘年会(河豚料理)くらいの予算で考えていればなんとか・・・・


しかし、なんとここにはあったのです。長らく追い求めていた、アレが!




イカの活造り!(最後の一杯だった)

その他にも、どれもこれも美味しい料理ばかりでした。



日本酒も含め、結構飲み食いして、味も質も大満足だったわけですが、実は1日目の居酒屋とあまり変わらないお値段で楽しむことができましたのです。

 

 


※五島うどん

これまた後で調べてみると、やはりこちらは高級小料理やの類で、常連さんや接待なんかで使うような料理屋さんであって、観光客がフラっと立ち寄るようなお店ではなかったみたい。

オイラ達みたいな客は迷惑だったかもしれない(実際、微妙な顔されたらしい)けど、とても良い福岡の一夜の晩餐となりましたので、感謝感謝なのでした。

翌日は、ちゃんとお店を予約しないといけないな、なんて考えつつ二日目の夜は更けていくのでした。


【つづく】

 

行ってよかった神社

 

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