通常期待されるような感想ではなさそう。
8/6
2019年1月から6年半ぶりのファントム。
キョリックは2017年4月から…8年ぶり?
ミュージカル初心者🔰の私を、わざわざ大邱まで行かせた男。(当時のチケット代がVIPで13,000円)
大劇場から足が遠のきがちな今の私にはどう見えるのか…。
我ながら非常に興味深い。
演出変わったか?と思う箇所もあるけど、見慣れたシーンが続くので懐かしくて、懐かしくて。
反面、1幕が長く感じられる…。こんなに長いのに、まだ2幕があるの?若干憂うつ。
いざ2幕が始まれば、
バレエシーン
父子の名乗りシーン
ラストシーン
こらえきれずに泣く。パブロフの犬の如く。嗚咽を抑えようとしたら、唾液を誤嚥してむせるほど。
2016,17年のヒョシン・エリック(キョリックと呼ぶことさえ忘れてた)の深い井戸に落ち、
3演も、4演もいない、がっかり、もしかしたら10周年なら…と待ち焦がれ、ようやく再会したキョリック
爆声やロングトーンがシーンにマッチすればトリハダ物だし大歓迎。でも、その部分の心情表現の必要量を超えるなら、要らないと思っている私。
違うタイプの小劇場型エンタメに私の好みが移ったってことなんだろう。
大作は疲れた。
この日マチネに見た〈ベア〉も2幕もので165分あるけど、ロックのテンポで走り抜けちゃうから長さは感じない。
メンフィスも別に平気なんだけど160分だから、人より長い180分+αのヒョシン回より30分くらい短いんだろうか。
でも多分時間の長さが問題なんじゃなくて、構成とテンポの問題だろう。
当時はこれしか知らなかったけど、今では多くの作品と、多くの俳優と、多くの喜びを知りすぎた気がする。
これで心置きなくキョリックと〈ファントム〉から卒業。
言い忘れたけど、イ・ジヘ以外に若いクリスティン初めてかも?!可愛かった!
パパのギョンスさんも豊かな美声でとっても良かった!