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通算7回目。今シーズンはもういいかな〜と思っていたら、まさかのフィ・ヘウンの登場で見ないわけには行かなくなった。
いざ見れば何回目であろうと楽しい。帰り道がとても幸せ。新キャストだと新鮮でマンネリ感がない。
今日から本公演で主演2人の挨拶があった。「演じながら楽しくて、汗びっしょりで終わるからやり切った感があって満足。愛されてきた理由がやってみたら良くわかった」…かな?
超低画質だが、席からの眺め。
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フィ君が元気に幸せそうに汗かいて飛び回ってるだけで、こちらも幸せ。
〈シデレウス〉の時もそうだったが、どうもバイロンやらアルフレッド・ダグラスの印象で、大人しめ、暗めに演じていると思われがち。だが、全くそんな事はない。人一倍愉快に陽気に跳ね回っている。
あっという間に汗をかいて、前髪が額に張り付いてしまう。
さて、前シーズンでも愉快な金子を演じたコメディエンヌ、シインちゃん。嬉しい再会である。
フィ君とは2017年の〈ベア〉でも共演しているから、仲が良さそう。彼女がカテコでヘウンの頭をナデナデした瞬間、この2人付き合ったら良いのになー、なんて思ってしまった。
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誠実に通っている。
オキのキム・ダニが新入にも関わらず古参に負けていなくて、小さい怪物感を醸し出している。第2のホン・ナヒョン?
ANNEで見た時オキにピッタリだと思ったのだ。
ヘヨンの墓標の前で別れを告げるヘウンが涙にキラキラ光る瞳で100%シリアスで可笑しくて、旅立ちを歌う姿がバラの花しょってるみたいにスカしてて、それがまた可笑しくて、笑いジワが確実に深くなると思いつつずーっと笑ってた。
野田の「側に寄るな!私の顔が大きく見えるだろ!」てのは固定らしい。
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ついにマッコン。
昨日はソンジェさん(おじさん)の赤ちゃん声による案内メントだったが、今日はフィ君による赤ちゃん声案内だった!
これだけで元は取れたかも。
照れてしまって自分で吹きそうになりながらも、頑張ってやっている横から、ナヒョンちゃんがとびきり落ち着いた低音で「フィ先輩、何してんすか?」
恥ずかしさと必死さのこもったフィ君の「저리 가(あっち行け)!」の声に客席は早くも大爆笑。
「電子機器の電源は切ってくだちゃいね。今やって〜!やったの?ためちてみるじょ〜」的に言ったと思ったら、突然かっこいいクールな声で「ヘイ、Siri!」
瞬時に赤ちゃん声に戻るから、もう、本当に笑った。
最後の挨拶では、本番より案内の方が緊張したと告白。隣のナヒョンちゃんがフィ君の原稿を持つ手がガタガタ震えていたと報告してくれた。
ところて、キム・ダニがホン・ナヒョンに迫る日は近いんじゃないかと思ったが、実物を見たらまだ当分差はありそうと思うくらい、やっぱり別格だった。
誰よりもちっちゃいから、そのパワーを余計に大きく感じてしまう。
さて、舞台そのものも負けてはいない。全員が130%出力で演じてるみたいな最高の舞台だった。
ヘウンが幽霊達にドアの開け方を尋ねるシーンで、処女幽霊がいきなり朝鮮の王妃のカツラで出てきた。メンバーも知らなかったらしく俳優たちは衝撃でフリーズ、観客は心ゆくまで大爆笑…みたいなイタズラがあちこちに。
「いぇ〜、ま〜ま〜」とか、セリフがとっさに時代劇変換されるのも笑える。幽霊達を邪険に追い払うオキも、王妃様には最敬礼でお見送り。目上には自動的に礼儀正しくなってしまうんだろうか。
他にも「話が長い!」と遮られるはずの将軍に、オキが「言いたいこと全部言えばいいよ」と促すから、将軍困ってオタオタ。(多分セリフが存在しない)
演者も楽しんでいて、観客は温かく見守り、劇場全体の雰囲気が超良かった
演じてる時も、最後の挨拶でも、俳優たちがこの作品と共演者をいかに愛しているかが伝わってきて、そういう意味でもほっこり感動的な体験。
別日のキャストも登場した最後の最後、客席からは "잘 봤어요!“ の掛け声に、退場間際の"사랑해요!"
これも良かった〜
本当に幸せな気分で今月の観劇は、終了〜!
多分皆さん打ち上げに向かったのかな。
(うわっ!とうろたえてブレブレ)