〈景宗修正実録〉 “修正”版❗️ | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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〈景宗修正実録〉の上演(8/20〜11/10、TOM1館)が発表された。

 

写真上段が「景宗」、中段が「延礽君」、下段が「ホン・スチャン」 

 

前回まではホン・スチャン役のミンジンさんが「景宗」に変身。ホン・スチャンを中心にキャストが若返った印象だが、設定的にはスチャンが景宗の3歳年上だそう。長男の「延礽君」を見てみたかったが仕方ない。ショック

 

本格時代劇と呼びたい厚みのあるドラマ。この物語の景宗と延礽君の知られざるエピソードが、実際の英祖の治世に影響を与えたと思えなくもない。

 

一方で、特殊な状況に置かれた兄と弟の絆の物語とも言えそうだし…

 

史実とフィクションの混ぜ具合が巧みな脚本だと思う。

 

ということで、完成度の低かった字幕の修正が完了。少しはマシになったはず。

 

INDEX からどうぞ。


A ホン・スンアン/ソン・テジュン/チョン・ミン編

67分あたりで1度フリーズあり。

 

B パク・ジョンウォン/エ・ノク/チュ・ミンジン

新しく収録し直したのでフリーズ無し。ただし、冒頭部分を撮り損なってしまい、2部に分かれている。

 

 

 

粛宗の妻たち

 

仁顕王后イニョンワンフ(西人派) 正室→廃位→ 同情が集まる→西人派の復帰運動→南人派の増長を嫌う粛宗、復位させる→ イ・ユン(景宗)を養子にする。

 

禧嬪張ヒビン・チャン氏(南人派) イ・ユン(景宗)を出産、仁顕王后を廃位させ追い出す→ 王妃となる→ 権勢を誇るが没落→ 仁顕王后を呪詛したとし朝廷から追放され、死薬を賜る。「朝鮮王朝3大悪女」の1人。

 

淑嬪崔スッピン・チェ氏 イ・グム(延礽君)の母で、宮廷のムスリ出身(雑事を担当する下女)という俗説があるが、実際は針房の宮女。

後に仁顕王后付きの内人となり、淑嬪となってからも、禧嬪張が仁顕王后を呪詛したと告訴した。

 

 

支援勢力

景宗側-小論派(イ・イルギョンなど)

 

延礽君側-老論派(いわゆる四大臣のキム・チャンチブ、イ・イミョン、イ・ゴンミョン、チョ・テチェなど)

 

 

疑問:実は景宗の母である禧嬪張も、延礽君の母と同じ針房の宮女出身なのに、延礽君だけが卑賎な血のコンプレックスを持っているのはなぜか。景宗は仁顕王后の養子となったので、公式には正統的家柄を手に入れたということか?

ただ単にそういう設定、というのが正解な気もする。