(34:18〜39:08)
掌楽院に選抜されて天に届くほど飛び跳ねたのを覚えてる?余りにもぴょんぴょんするから怪我をするかと心配したわ。
シスターになればよかったのかも。それが私の運命だったのに。
全てが終わらないと何が運命かわからないのでは?
抜け出そうとしても、乗り越えようとしても、見える気がしても、また暗闇に戻って。ただ、定めに従って生きるのが正しかったようです。
誰に?それが誰にとって正しいというの?あなたに?どんな道でも苦痛はつきものよ。大変だろうし。それでも自分が正しいと信じる道を行きなさい。それが皆のためになるかもしれない。
この朝鮮がとても恨めしいです。
ご両親は命をかけてあなたを守ったのよ。私もそうするわ。
シスター。
あなたはフランスに行くのよ。コレンがそうするでしょう。夜が明ければ、何とかこの状況を整理して。誤解を解くのは簡単ではないでしょうけど。フランスを代表する公使をないがしろにはできないでしょうし、そうなったら私が宮殿に行って必要なものをまとめてくればいい。
いけません。危険すぎます。
心配はいらないわ。難しい状況になれば、そのまま公使館に行くから。ジナ。あなたが感じるままに、望む通りに生きてちょうだい。それが今私が感じて望むことよ。
ひび割れた声 乾いた唇と
揺れる肩 行き場もない両眼が
ずっと昔の姿を また見るかのよう
抑圧された鎖を断ちきって
自由に飛びたつのです
優しい目元とあの温和な顔の表情
いつでも私の味方になってくれた
輝くあなたが
私の行くべき道を照らしている
その光に付いて行けば
本当の私になれるだろうか
その目を見れば
何も言わずにいても
わかる気がする
戸惑って 心配して
その目を見れば
何も言わずにいても
わかる気がする
不安で切ない心
その目を見れば
自由を求めて ??
何も言わずにいても
分かる気がする
過ぎた日はすべて忘れて
光に付いて行けば
暗闇が迫って来ても
私にはわかる
私に与えられた道が
その道の先で会う(?)
道が
さあ、行って。