그가 삶을 몰랐을 땐
彼が人生を知らなかった時
노래하고 글을 썼지
歌をうたい 文を書いた
하지만 삶을 진정 알게 된 후
だが人生を本当に知ってからは
침묵하게 되었어
沈黙するようになった
아무리 기다리고 기다려도
どんなに待っても 待っても
이젠 그 사람은 돌아오지 않아
もう 彼は帰って来ない
그래도 난 기다리겠지
それでも僕は待つだろう
그의 이야기를 전하면서
彼の物話を伝えながら
ワイルドが獄中で書いた手紙を、ボシとロスが読んでいる。ワイルドは苦しい獄中生活で、時にはボシへの想いを、時にはすべてを失った絶望と後悔を書き綴っていた。しかし、永遠に続くような苦痛の中で思い出されるのは結局、ボシとの美しい時間だった。
시간은 흐르지 않고
時間は流れず
끊임없이 순환하네
絶えることなく 循環する
고통은 하나의 긴 순간
苦痛は一つの 長い瞬間
그 순간은 끝없이 이어져
その瞬間は 果てしなく続く
세상도 버린 여기
世の中から捨てられた この場所
어둠이 찾아오면
闇が訪れれば
너와의 기억은 방문을 두드려
君との記憶は部屋のドアを叩く
함께한 순간은 날 흔들어 깨워
一緒にいた時間は 私を揺らして目覚めさせ
똑같은 이야기를 하고 또 하지
同じ話を何度も繰り返す
그 지루한 반복은 잠못들게 하고
退屈な繰り返しは 眠りを遠ざけ
너와의 작은 순간까지 떠올리게 해
君との些細な瞬間まで思い出させる
긴장한 듯 어색함이 느껴지던 너의 목소리
緊張したようにぎ こちなかった君の声
신경질적으로 손가락을 움직이던 모습
神経質に指を動かしていた姿
내게 속삭이던 말들 함께 거닐던 거리
私にささやいた言葉 一緒に歩いた街
우릴 비추던 달의 색깔까지도
私たちを照らしいた 月の色までも
난 알고 있어 이 모든 기억 속에서
私は知っている この すべての記憶の中で
우리가 사랑했단 걸
私たちが 愛したことを
모든 순간은 세상이 뭐라해도
全ての瞬間は 人が何と言おうと
바라던 결말처럼 아름다워
望んでいた結末のように 美しい
이루지 못했던 소설은 현실이 되고
叶わなかった小説は 現実になり
우리의 현실은 바라던 이야기로 남아
私たちの現実は 望んでいた物語として残る
영원히 아름답게 살게 될 거야
永遠に 美しく 生きるだろう
울지 마 보시 나의 도리안
泣かないでボシ 私のドリアン
웃어줘 보시 나의 도리안
笑って 私のドリアン
再びワイルドの死後。ボシがワイルドとの関係を書いた記事を告訴した裁判が行われ、ボシはワイルドとの恋人関係を否定する。ワイルドがどんな人か質問されると、かつての姿で現れたワイルドが答える。「私が知る限り『この世で一番大きな悪』でした。」
ワイルドがドリアンに望んだかのような姿で立つボシと、それを眺めるワイルドの2人は、見つめ合ったまま微笑み合い、ゆっくりと舞台は暗くなる。