6月25日の宴会日については既にまとめたので、今回は普通の観覧記録。
6月10日
映像やOSTで嫌というほど聞いたオープニング曲が劇場に響き渡り、格別の感動を覚える。
考えたら実際に劇場で見たのは2019年の2回のみ。予約していた3月のチケットをキャンセルした2020年。あれから3年。ついに!
相変わらず舞台から放出される圧倒されるほどのエネルギーじっと座っているのが苦しいほど。
インターパークの動画でイ・アジンが言っていた。
「以前この作品を見て、ものすごいエネルギーが溢れるこの舞台に立ちたいと思った。実際に立ってみて分かったのは、舞台から客席に向かうエネルギーより、客席から私たちが受け取るエネルギーの方が大きいという事実だ。歓声を受けながら立つ舞台が楽しくてたまらない。」
「声出してー!」の代わりに「拍手してー!」と言わなければならなかったアンコール公演。湧き上がる楽しさを抑えて拍手するよりなかったあの期間。
勿論それさえも叶わず、映像で我慢するしかなかった長い時間。
解放された今、演じる側も見る側も一つになって盛り上がれる喜びと楽しさが劇場中に満ち満ちている。
そんなスワッグエイジ、後半は泣けた。
そうだった。大したストーリーじゃないのに不思議と感動するこの作品。褒めてます。素晴らしい。
カテコでは大歓声と合唱で心ゆくまで盛り上がり。
ホンイクの標準的音響だったけど(=あまり良くない)、細かい事は気にするな、イェーイって感じ。
ジュヒョプ君があんなに動ける人って知らなかった。意外にかっこいい。
ナンバーを歌ってるのに、歌に聞こえない、つまり語りかけられてる気持ちになる。初日なのに既にダンとしてこなれていて、さすが。
身長とかイケメン度的にはヒジュン君に…でも演技は勝ってるかも‼️
少女っぽいアジン・ジン。まだ「頑張って歌ってます」感が漂う時もあるけど、回を重ねたらどう化けるか楽しみ。
コルビンダンは全員ニューフェイス。どうしても旧メンバーに慣れ親しんでるからなーと思いながら見ているうちに、
シプチュ良くない?良いよね?シプチュ良いじゃん!となった。ホープ出身、チョ・ミノ氏!
7月12日
レジェンドペア。
…なんだけど、宴会日を経て基本形に戻ってみると…もう普通では我慢できない体になってしまったのかもしれない。
ホンググのシウォンさんがとても似合ってる。歌の迫力も権威をかざすいやらしさもとても良い。でもご本人がキュートなのを知っていると憎めない。
特筆すべきはチェ・イル君演じる若い王様。何も分からず王となったが、良い王になりたい純粋な善意が滲み出ている。ところが、老練な大臣たちに何も言えず。
時調自慢本選の出場者たちを見ている間も細かい演技をしていて、王様がどんな思いを抱えてどういう変化を経ているのか、そのストーリーが成立してる。
おそらく観客の目は舞台の中心に集中していると知っているだろうに、誠実に全力を尽くしている感じ、とても好き。
これは4公演見終わってからの感想なんだけど、ダンはそれぞれ魅力的で甲乙つけ難い。(見ていない新人君は除く)
一方ジン。アジンちゃんは劇場で何度も見ていて、キャリアも積んでいるし、親の七光なんて一切関係ない実力者だと思っていた。でも。
キム・スハはレベルが違う 彼女の歌声と表現力は凄い
韓国ミュージカル界のまさにトップグループだし、作品に関わらず彼女目当てに行きたくなる。
8月10日
スワッグエイジはやっぱり、韓ミュー好きの必須科目にすべきだ。
宴会日に観たパク・ジョンヒョク君をフルで観たかったし、大人しく見ているのはムズムズしてしまうので、シングアロングの日なら行きたいと思っていたら運良くハマった!
実は声のキーが高そうだから…どうなの?と疑っていたけど、ダンにはすごく似合っている。未熟だけど熱い、少年みのあるダン。歌も上手いしダンスも華麗でとても良かった!
経歴を何も知らないので調べたら、2020年12月に地方公演のアンサンブルとして初参加したらしい。(ほぼデビュー作?)翌年2021年1月からの公演ではダンとして出演している。
この後〈サチル〉の出演が決まっていて、これからが楽しみである。
ただ、キャスト写真と同じ人に見えないのが困る。
コルビンダンは初回と同じ新人トリオ。「板につく」とはこの事か。すっかり馴染んで余裕さえ感じられる。
ちょうど夜に台風がソウルに近づくタイミングだったので心配した。昼間こそ大降りだったが、幸い夜には霧雨程度ですんだ。それでもこんな大変な日に来てくれたと感謝するアジンちゃん。