12月31日、城南アートセンター。
〈エリザベート〉10周年記念公演。
開始前は写真撮影可。
ヘジュントートが観たくて地方公演のセミマッコン。
エリザベートとルドルフ以外の俳優さんはマッコンだが、カーテンコールで特に挨拶はなし。地方公演はたいてい無いんだろうか。ヘジュン君はオク様とグー👊で挨拶。少し感極まった様子。くるりと振り向いてアンサンブルの皆さんにおじぎ。いつものように幕。
さて、ファミリーが多いせいなのか、会場はおじさん率高め。
久しぶりの〈エリザベート〉はやっぱり良い。見どころが途切れずに名ナンバーが続く。
ヘジュントートは幽玄ではないかもしれないけど、出会いでシシーに落ちて、なんと言うか、低音の魅力で誘惑する感じ。
ジュンストートがいぶし銀のイメージだとすると、ヘジュントートは重い黒色。
今回が初見のビョンミンさんは、若い皇帝時代はそのまんまで素敵。2幕でどう歳をとっていくかな?と思っていたら、なんか作ってる感なく普通に歳とっていた。
最初、予想と違って幅のある声じゃないと思ったのだが、2幕では響きが豊かになっていたので、逆に若い声を作っていたのかもしれない。
今夜も思ったけど、韓国ミュージカルの未来は明るい。
演技も良くて、ルドルフとしっかり親子に見えたし、最後「夜のボート」で切々とエリザベートに求愛するのに振られちゃって可哀想だった。😢
ジフンルキーニも今期初めて。相変わらず魅力あるルキーニ。軽快で冷笑的。
ジュアさんの大皇后、もう一度観られて嬉しかった。冷徹で良き。
ユンソクルドルフ。当然と言えば当然かもしれないけど、前に観た時より演技が深くなって、鏡のシーンがとてもドラマチックだった。明るい声なので、トートの重い声とのデュエットがマーブルみたいに絡み合ってて良かった。
これで2022年の観劇はおしまい!