〈景宗修正実録〉配信 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

まずちょっと、名前の読み方からスタート。

 

景宗 = キョンジョン

延礽君 = ヨニングン

修撰 = スチャン(これは名前でなく、史官の役職名)

粛宗 = スクチョン

 

 

8月15日 

延礽君:パク・ジョンウォン

景宗:エ・ノク

ホン修撰、粛宗:チュ・ミンジン

 


8月22日

延礽君:ホン・スンアン

景宗:ソン・テジュン

ホン修撰、粛宗:チョン・ミン

 


8月29日

延礽君:シン・ソンミン

景宗:チョン・ドンファ

ホン修撰、粛宗:キム・ジョング

 

 

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この〈景宗修正実録〉というミュージカル、

 

粛宗、ヒビン・チャン氏、スッピン・チェ氏に始まり、景宗(幼名イ・ユン)、延礽君(後の英祖、幼名イ・グム)の関係を把握していないと、容易に撃沈する作品。

 

2019年秋に1度観劇済み。歴史的な流れをなんとなく把握していたので全くの置いてきぼりにはならなかったものの、当時の実力で予習無しの人間に時代劇言葉の壁は高かった。今でも高いと思うので、今回は少し予習する予定。

 

「息子」が出ているので、やるしかない。無気力

 観覧メモ 兼 写真整理はしばらくお休み。

 

(予習復習の成果はINDEXで確認を!)


延礽君は後の英祖。息子を米櫃に閉じ込めて死なせた王様。この時代のこのメンバーはドラマや映画で人気なので、時代劇がお好きなら詳しい方も多いのでは。


景宗を支持する派閥が小論(ソロン)で、延礽君の支持勢力が老論(ノロン)である点も押さえておきたい。

 

代理聴政(デリチョンジョン)をめぐるゴタゴタも重要な要素になっている。(多分)

 

 


『朝鮮王朝実録』とは…


李氏朝鮮519年間の歴史を記録した歴史書。王の傍らには史官と呼ばれる記録係が付き添い、王の言動を記録。たとえ王の命令であっても、記録の削除や修正、閲覧には一切応じず、編纂は王の死後に行われ、内容の客観性と公正さを保った。

(朴永圭著 朝鮮王朝実録 【改訂版】の説明から抜粋)

 

景宗実録は景宗の支持勢力だった小論(ソロン)の主導で編纂され、老論を批判する内容が多かった。延礽君の支持勢力だった老論(ノロン)が勢力を握るとこれに異を唱え、修正実録が編纂された。

 

老論は元の実録の廃棄を求めたが、官僚はこれを許さず、2つの実録が存在する事になった。

 

すなわち、「景宗実録」と「景宗修正実録」である。


 

 

ドラマの新米史官ク・ヘリョンを見た方なら記録を残す事に命をかけた感じ、理解できるのでは。(ウヌ君麗しい)

 

朝鮮王朝実録はユネスコ世界記録遺産の指定も受け、正確さを認められているはずだが、やはり派閥の影響からは逃れられなかったのか。

 

2つの記録が存在するのが既にロマンなのだが、このミュージカルのキャッチコピーは…。

 

『記録されていない

記録できなかったあの日の物語』

 

 

歴史をなぞっているようで「歴史上の事実ではない」ってところが韓ミューあるある。

 

 

もう少し詳しくは、毎度お馴染みこちらのブログで。

 
 
もっと詳しくは、こちらのブログで。