13. 私たちは美しく歩く(永遠の夜)〈ザ・テイル〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。


(照明が幻想的に変わり、イアンテとルースベンが向かい合う。)

 

ルースベン:僕の命。イアンテ。君に会うために遥かに遠い道を帰ってきた。

 

イアンテ:その旅路が無駄にならなくて良かった。

 

ルースベン:君は私が怖くないのか? 

 

イアンテ:僕が愛する人を怖がる理由はないさ。

 

♪♪♪

(ルースベン)

星がきらきら輝く夜空のように

君は美しく歩く

星の光が燦然と輝くここには

 

(ジョン)

君と僕 二人だけで満たされている

 

(ルースベン)

君の目には 君の心が湧き出て

 

(一緒に)

どれほど愛しているかを 語っている

哀れな肉体も 脱ぎ捨てて

決められた死も 飛び越えて

ただ完全に 互いを感じながら

何も憚ることなく 自由になる

 

(ルースベン)

それで私たちは 美しく歩く

私たちは 美しく歩く

 

ルースベン:永遠に一緒にいよう。私のイアンテ。私のカシミールの蝶。

 

(ルースベンがまるで血を吸うかのようにジョンに近づくが、ジョン、ゆっくりルースベンを押しとどめる。)

 

ジョン:分かっているだろう?ここは美しいが永遠に留まることはできない。君が僕を飲み込もうとしても、話を動かすのは僕だ。僕は現実に戻らなければならない。そこが昼なのか夜なのかは分からないが。

 

ルースベン:ジョンからオーブリー、オーブリーからイアンテ、そしてまたジョンに。何度も驚異的に姿を変えるね。

最初の一歩が気になるんだが?

 

ジョン:出版社に手紙を書くよ。僕の名前を取り戻すために。

 

ルーズベン:(真剣に)私たちが出版社に手紙を書いたからといって、何か変わるだろうか。出版社のやつらが最初からジョージ·ゴードン·バイロンという名前で売ろうとしたことじゃないか。

 

ジョン:見えない影のように隠れて生きることはできない。それは僕が望むことじゃない。 

「貴誌社発行のヴァンパイア・テールに関して誤った情報があることを発見しました。バイロンはこの小説の著者ではありません。」

 

ルースベン:(冗談のように)「バイロンは個人的にヴァンパイアが好きではなく、彼らのことを知っているからといって、彼らの秘密を暴露するのは望まないでしょう。」

 

ジョン:小説の中で死んでいく男が生き残る友達に、自分の死をいかなる場合にも知らせるなと誓わせた。その部分だけがバイロンから出たものです。次号にこの手紙を掲載し、著者の間違いを修正してください。この小説は…私の物語です。

 

(朝日が差してくる。ルースベンは闇の中に退く。)

 

ルースベン:光だ。

 

ジョン:もう目を覚ます時間だ。

 

(ジョンとルースベンは光と闇の世界に分かれる。)

 

ルースベン:夜明けの光が闇を追い出すのを見ると、そちらにとどまりたくなるな。

 

♪♪♪

(ジョン)

陽射しだけが輝く 昼の湖よ

眠りから覚めても 君は知らない

 

(ルースベン)

一晩中揺れていた 波の波紋を

一晩中踊った 私たちの踊りを

君は知らない

夜の湖が 君だったことを

 

(ジョン)

バイロンから始まり

私の手で作った

今は自ら動く君

 

現実と幻想の間隔が

消され 明かした

君と私の夜を 何と呼ぼう

 

そうだ これはもしかしたら 永遠の夜

 

(ルースベン)

そんな風に 限りない

 

(ジョン)

君と僕は 限りなく生きていく

 

(ルースベン)

限りなく

 

(ジョン)

昨夜の私たちのように 永遠に眠らず

 

(ルースベン)

揺れる夜の中を 歩きながら

 

(一緒に)

歩きながら

 

 

ジョン:お休み、ルースベン。

 

ルースベン:楽しいエイプリルフールだった。

 

ジョン:ああ、嘘みたいにね。