1月8日
レベッカ通算何回目?いい加減飽きないの?と自分にツッコミ。飽きないですね。( 数えたら9回目だった。大したことない。)
12月に見たモルガナに続いてのシンデン。久々だったので、オクデンを思い出さずに観れてよかった。キャラのお似合い度は、ダンバース < モルガナ < カルロッタと思ってる。
バンホッパー夫人良かった。コメディセンスがあって、声も出て、何気に結婚する「私」の心配も滲んでて。(2019の夫人は高音が出なくて苦しかった)
ベアトリーチェは前から良かったけど、熟成した感がある。感情のひだが細やかと言うか。夫が変わったから更に明るい夫婦だった。
ジヨン「私」は相変わらずオドオドした庶民感が最高。それが自信を得てから生まれ変わったように本来の強さが表に出て、「私」が主役と言っても良い気がした。とても鮮やか。エノクマキシムとはお似合いのカップルに見えた。好きで好きでたまらない感じがする。
彼女の歌唱力はトップクラスだと思うし、演技力も素晴らしい。彼女は「秘密の森2」や「賢医」ソッキョン先生の前妻役などドラマでも活躍中。
エノク・マキシムは高身長でカッコいいし歌もうまい。温かみのあるマキシム。大部分は満足なんだけど、ちょっと狂気が足りない?もっと壊れてもいいんじゃないかな。
チャンヨン・ジャックは悪ぶってたけど、ゲスなあくどさをもう少しください。(マッコン挨拶で、自分とは程遠いキャラだったので演技するのが大変だった、と。)
1月12日
誰かが言っていた。シンデンはレベッカの死さえも認めていなくて、レベッカの存在を確信しているダンバース夫人。オクデンはレベッカが死んだことは分かっているが、とてもとてもレベッカを愛し続けている。なので裏切られたと思った時の虚無感や絶望感が深い。
自分では言葉にできなかったけど、そう言われると確かにそうだと思う。その情感を演じきるオクデン。さすがだ。アワーズ、なぜいつも取れないのか?〈ハデス〉のペルセポネも良かったけど…ソニョンさん取り過ぎちゃう?
ミンチョルジャックはゲスな俗物感で溢れてる。コレだよ!このゲス感が欲しかった。
今回の注目はなんと言ってもマキシム。登場シーンから嬉しくて変なニヤニヤが出てしまう。スーツ姿が尊すぎる。特別な人っぽいオーラが止まらない。そう言えば久しぶりの人間役?
ジュンヒョンさん、〈モンテクリスト〉や(マリーアントワネット〉で見てたのに、なぜ久しぶり感?と思ったら、スーツ着てるような現代物が久しぶりだからでした。
絶壁で「私」に上着を着せてあげたあと、髪を撫でるのがヤバくて、こっちまでドキドキ。
階段を降りながら、撫でられた所にそっと手を当てる「私」の頬が赤く染まっているのが見えるかのよう。(実際は2階なので全く見えない)
プロポーズは余計なことせずにスッと跪いてスマートに。断られてもさほどショックな風でもなく、「愛されてると思ったのにな…」と背を向けてスタスタ。「私」が慌てて「愛してる!」と引き留める。
ふふん!そうだろう?って感じで両手を広げて「おいで」と一言。たまらん!その胸に飛び込む「私」
こんな反則技続きのマキシムだが、怒ると一瞬で鋭い怖さが溢れ出す。中に秘めている激情の大きさを感じる。「刃のような微笑み」シーンに登場したマキシムは絶望で壊れてボロボロ。
こんなマキシムを受け止めるイム・ヘヨン「私」はさすがって感じ。余裕ある。きっとデフォルトの「私」はこんな人。ちゃんと小娘感が出てる。ブリっ子風の嫌らしさが出ても不思議じゃないけど、それは無し。上手いんだろうな。ドラマ「結婚作詞 離婚作曲」で活躍中。
2月28日
月曜にも関わらず忠武へ。本来27日までだったのに、知らない間に追加されてた。コロナで何日か中断したからかも。
ある日、なぜ28日があるの?と思いながらインパを見ていたら、いきなり12列目にポコっと色がついて、ポチっとしたら買えてしまった。最後に준주ペアが観られるなんて、ありがとうございます
ジュンヒョンさんは前回のマキシムより多少色が付いた感じ?
「チェスに勝ったら何がもらえるの?」
「ナ」、と答える顔がお茶目な表情だったり。
モンテカルロの絶壁の上で立ち尽くす姿が見事な仁王立ち。そう思ってみると決めのポーズはガッと脚を開いた仁王立ちが多いのね。
レベッカのボートが見つかった後ヨレヨレになって出てきた時は既に泣いていて、ぐじゅぐじゅ。ここの絶望感がぴかいちだと思う。
オク様がマッコン挨拶でダンバース夫人なりきりMCをしていたのだが、一番嫌いな人と紹介していた。愛するレベッカを殺したから。そんなマキシムは個人的にオク様とジヘちゃんに花を贈っていた。色男。
偶然ながら3人の「私」をコンプ。2018年の〈ファントム〉クリスティーヌや〈アンナ・カレーニナ〉のオペラ歌手役などの歌声で酔わせてくれたジヘちゃん。大好きです。
でも他の2人と比べると、演技に何かが足りない気がする。整いすぎているのかな。1人で苦労して生きている「私」のはずなのに、どうしても良いとこのお嬢さんに見えてしまうし。頑張れ。
オクデンによるマッコン挨拶は、1番嫌いなマキシムから始まって、気に入らない「私」…と続いた。人の良さげな顔をしながら、密かにレベッカと関係があった男として、フランクとベアトリーチェの夫ガイルズを紹介。
ミュージカルにその部分は出てきていないけど、レベッカは本当に手当たり次第だったわけだ。なのに噂にもならず名声を保ったのを考えると凄い女だったことは間違いない。
21.11.16~22.2.27 (170分) 忠武アートセンター
フォトゾーンはいつもと同じ?