(怖気づき、もう遅すぎる、家に帰ると言うホープ。)
♪♪♪
後悔するだろうに 大丈夫かい
あなたのことを人はどう記憶に残すのか
あなたという文章の最後は
これで十分だと思うの?
自分をもっと読んでみて
あなたにはもう分かっている
不器用な表現と伝え方で
誰かがあなたの人生に書いてくれたじゃないか
♪♪♪
(今日が最後かもしれない)
(自分の場所を見つけられるように
戻れるように手伝ってよ)
30年も裁判を続けたのは
欲張ったからでも
関心を引きたかったからでもない
もう一度 始めたかったからだろ
だけどいつも 怖気づいてしまったんだ
遅すぎたんじゃないかと
(原稿がなくても私がエバ・ホープであること
幸福になれるってことを
証明して来るわ)
♪♪♪
あなたを誰よりも大切にしてきたあなたが
自分の人生に書いたんだ
もう分かっているはずだ
あなたという本をちゃんとに読んでごらんよ
そこには忘れてしまった文章がたくさんある
「ご苦労様だったね」
「十分やったよ」
「生き抜いた」
「まだ遅くはない」
♪♪♪
知ったようなこと言って
全部見て来たさ
避難トラックで席を譲ってくれたあの日から
ずっと見ていた
あそこは元々私の席だったんだ
そうさ
だからもう そこに戻りなよ
♪♪♪
これから書いていく話のほうが多いよ
始まりじゃない
少し止まっていたんだ
どんでん返しはいつも最後にある
僕じゃなく あなたの話でいっぱいにして
誰よりも輝く結末で閉じて
きっと輝くよ エバ・ホープ
♪♪♪