でも、比べてみる。
韓国で観ることは出来なさそうなので
動画サーフィンで日本版も観てみました
切り取って比べたところで
作品は全体的な要素が絡み合って
成り立っているのだし
魅力も様々、趣向も様々
ましてライブで観ない限り何が言えようか
なのであまり語らない予定…は未定
演じていらっしゃる日本の俳優さんについては
たまたま映像があったというだけで
個人的な好き嫌いもないし
国内的な評価も知りません
乱暴ですが単に日本の俳優さんという括りです
韓国版、再度貼ります。
続いて日本版
男爵夫人が慈愛に満ちたキャラであるなら、穏やかな落ち着いた声で表現するのもアリだとは思いますが、声で表現される盛り上がりに差を感じてしまう。
表現力が凄すぎて作品全体のバランスが崩れる危険性が無くもないですが…。
韓国版最後の超音波攻撃に慣れてしまうと、音程上がらずに終わってしまうのが物足りない…。
日本のミュージカルが私にはどこか照れ臭いのは、日本語の響きなんだと思います。
イタリア語と日本語は必ず母音で終わるため、美しく音を伸ばせるから歌曲に向いていると聞いた記憶がある。
時にそれが仇になって、平板な響きになってしまうんじゃないか?綺麗な発音を心がけてくださるので余計に。
中川君はまるでそれを意識しているのか母音の長さを変えてリズムを付けるように歌っていますね。結構好き。城田君の歌い方も照れ臭く聞こえないのは外国語ができるからかな?根拠はありません。
こちらは「運命を逃れて」3:10くらいのサビに注目。チュギゴ マルゴヤーーー!(ウンテさん若い)
ガンヒョン君の場合は3:00〜くらい?
続いて日本勢です。共に3:10くらい。
サビ自体が無いなんて悲しすぎる。私はそこが好きなのに!そんな中でも、山崎君は工夫してる感じがあります。
友人たちとも話すんですが、日本の場合トレーナーもしくはトレーニングのノウハウに不足があるのではないだろうか。あるいは、このくらい歌えていれば良いんじゃないかという自己満足?自己満足と言ったら厳しすぎかもしれない。日本における標準感とでも言おうか。
観客のみならず共演者からスタッフまで、日本版デスノートに出演したヘナさんの歌唱力にぶっ飛んだ方が多いと。ヘナさんはもちろんトップクラスですが、トップとも言い切れないし、他にもぶっ飛んだ歌唱力の方は沢山いる。
フランケンシュタインなど日韓での上演を機に韓国歌唱レベルを体感する日本の俳優さんたちが増えているようで、良い刺激になればいいと思います。
日本が素晴らしいのか韓国が酷すぎるのかわかりませんが、日本のアマデのカツラは芸術的。そういうところ、韓国はまだまだですよね。
1:10あたりから。声を出すこと自体にいっぱいいっぱいで途切れがちだし、表現の余地があまり残されていないような感じを受けます。
1:55くらいから。キュヒョンはミュージカル俳優ではないですが滑らかに伸びる感じ。
再びガンヒョン君。2:10くらい。張った声の美しさにカタルシス〜!
最後はドンソクさん。歌は0:50から。どの高さでも好きなだけ出るし、どこまでも伸ばせそう。声質もチャーミング。課題は演技だったけど昨今頑張っているので期待大です。
俳優の演技力、声量と歌唱力が必要とは言え、それだけで良い作品ができるわけでなく、足りなくても良い作品になる可能性はあり、その他にも多くの要素があるんだと思います。そうとは言え、ミュージカルなのだからミュージックでカタルシスを感じさせて欲しい。
ていうか、そういうカタルシスを求めるタイプの人が韓ミュにハマるのか
