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とても多くの方が気になっていて質問して頂いたミン・ウヒョク俳優の観覧後記です。正直言うと私は見ながらとてもウルウルきました。チョ・スンウ、パク・ウンテ、ホン・グァンホという、既に「ジキルとハイド」でレジェンド・キャスティングと言われている3俳優の公演中に合流すると言うのは相当大きなプレッシャーだったと思います。
以前にもこの話をしたことがあります。ジキルとハイドが男性俳優すべての夢である一方、最も怖い配役でもあるだろうと。ミン・ウヒョクさんの公演を見たら、どれほど研究して悩んで練習したのか、私の目にはっきりと見えたので、すごく感動しました。
ホン・グァンホ、チョ・スンウ、パク・ウンテ、3俳優の公演のモニタリングされたんでしょうね。その中で自分が最もうまくやり遂げられる部分だけを、やりすぎることなく、できる分だけ賢くスマートに、うまくこなしたと言う感じがしました。
序盤に「知らなければならない」の時に??歌うのはホン・グァンホさんだけがしていたことですが、それもしていたし、理事会の時に「善と悪を」と言う部分も、元々はメロディーですが、普通にセリフのようにするのはチョ・スンウさんだけがしていた事でしたが、同じようにされて。こうした細かいディテールがどれほど研究したかを見せてくれるものだったので、感動せずにはいられませんでした。
もともと体を上手に使われる俳優さんらしく、体の使い方や柔軟さ、そうした長所も見えてよかったです。特に指先。関節の一つ一つに全部違う命令をできる人のように、指先をこんな風にされるのがよかったです。真似してもできないわ。
アライブの時、ジャンプ力がほんとに…。ホン・グァンホさんのジャンプにも驚きましたが、ミン・ウヒョクさんのジャンプは高さが凄くて、そのまま飛んでいってしまうかと思いました。
アライブの話が出たので、本当にこの話は絶対にしないと。実際ミン・ウヒョクさんはもともとちょっと鼻音がたくさん混じるトーンでもあり、他の作品でもいつも似通ったトーンを維持してきた俳優さんなので、果たしてハイドを演じきれるのか、少し心配していました。
だけどアライブが始まるや否や、これは???だ!こんなトーンを出せる俳優さんだと初めて知りました。実に驚いたし完全に違う人のようでした。本当に中間で違う人が入って来て歌っているみたいでした。とても??なのでアライブだけ50回聴きたい、こんなことも思ったんですが、もう終わってしまうじゃないですか。
歴代最?ミュージカル、ジキルに相応しくこんな心配というかジョークがありました。ルーシーを殺す時ルーシーのベッドにミン・ウヒョクさんが上がったら支えきれるか、そんな話があったんですけど。あのコートを着てベッドに上がるから、ウヒョクさんの肩幅がぴったりベッドの幅と同じなんです。元々大きな方なので小柄なルーシーがますます小さく見えて、余計に怖いんです。
反対にエマと一緒にいる時は、これ程甘いジキルがいたかしら?スリラーなのか??なのか?
久しぶりに見たら、他の俳優達もディテールがとても変わっていたので、違うものを見るかのように新鮮でした。チョ・スンウさんのジキルをあと1回だけ見たかったんですが、マッコンのチケティングに失敗しました。もう私の手元にあるジキルのチケットが無いなんて、実話ですか?本当に信じられない非情な現実ですね。会いたい、チョジキル…。愛してる、チョジキル!