Stage4
コースは上級者レベル
前日
ゴールが出来ていたら
チャレンジしていた
しかし
Stage2
Stage3
2日続けて CP2で
タイムアウトになっていたので
私はStage4は行かない選択をした
そして
次のキャンプ地で
帰ってくるメンバーを待つ事を決めた
この選択が
本当に自分にとって
良かったのかは
未だにわからない
折角チャレンジしに行ったのに…
「後悔していない」
と言えば
確実に嘘になる
やっぱり悔しい…
だけど
それよりも
私は本能的に
自分の
命を守る事を
優先した
…のだと思う
みんなを見送り
心細さで泣きそうになった
しかし
同じくリタイヤし
次のキャンプ地まで行くと言う
日本人選手がいた
息子さんと参加していて
次のキャンプ地で
息子さんを待つとの事だった
次のキャンプ地へ行くのを待っている時
勿論、リタイヤは残念だけどね
レースに出ていたら
絶対に見れない光景が
今から見れるよ
と言ってくれた
ホントに、そうだった
みんなを待つキャンプ地が
どんな風に作られて行くのか…
その時の
スタッフの様子を
一部始終見る事が出来た
これも貴重な体験
そして、スタッフとも
話ができた
単語ならべるだけの
会話だったけど
日本人スタッフの方と
話をしていた時
前日、ゴール出来ていたら
参加したかった事
だけど
ゴール出来なかった自分が
行くのは無謀だと感じて
参加は断念した事を話した
すると
「こう言うレースでは
“諦める勇気”も必要なの
行く前から
“ゴール出来ない”前提で行くのは
辞めて欲しい
自分が辛いと思うから
行かない選択をするのは
辛いと思うけど
判断は正しいわよ」
と、言ってくれた
その後は
大自然の中を好きなように歩き
いろいろ考えた
やっぱり行きたかったな…とか
何しに来たんだろう…とか考えた
考えると涙が出て来た
だけど
後悔を並べ尽くした後に
今の自分に
何が出来るだろう?
と思った
天気が良かったので
ボーっとしながら
ゆっくり考えた
そして
「まずは、テントの中を掃除しよう
何時になっても
ゴールにメンバーを迎えに行こう
そして、きっと歩くのも大変のはず
少しでもサポートしよう」
と思った
出来ることは
限られている
だったら最大限に
それをやろうと思った
ゴールに選手が戻るたびに
太鼓が鳴る
そして迎えに行く
チームメンバーではないときもある
だけど、そんな事は関係ない
全ての選手が素晴らしい
その時も
「ハッピー」と迎えた
レースに参加したのだから
全てのStageに行きたいのは当然の思い
だけど自分にとって
危険な選択をするのは
どうなのか
もちろんゴール出来れば
何も言う事はない
プライドだけで進む事は
危険な事だと理解しなくてはならない
命に関わるから
そこをどう切り替えて行くのか
どう自分の中で整理するのか
どう消化するのか
それは自分次第
Stage4では
続ける勇気と
諦める勇気
選択した その時に
焦点を何処に向けるか…
それを学ぶ為の
時間になった
そして
「その時」
の自分には
何が出来るのか
なぜ
チャレンジを
決めたのか
再度思い返し
考える時間になった
☆。・:*:・゚'★。・:*:・゚'☆
自分の選択を
悔やむのか
自分が選択した事から
何を学ぶのか
どんな気づきを得るのか
それは
自分次第ですね
では、また