やっと光が見えた。

後はただ光に向かって歩き続けるだけと思っていた。

でも・・・

輝いていた光がいきなり消えてなくなった。

途方に暮れた。

明るい気持ちでいけるはずだった場所。

また下を向いていかなくてはならなかった。

そこで聴いたあの歌。

歌詞の全てが自分にピッタリで。

涙が止まらなかった。

笑ってて というフレーズ。

笑うことを忘れてしまったような日々だった。

もしかしたらまた笑える日が来るのかな。

あれからまた時間が通り過ぎた。

今また、テレビでこの歌を聴いた。

画面が霞んだ。涙が止まらなかった。

今、少しだけだけど光が見えたような気がしている。

いつか、この歌のように笑える日が来るかもしれない。

涙を流さずに笑って歌える日が来るように・・・・・

必死に光を探してる。

光が見えたら、きっと助け出してもらえる。

そう思い続けて、ただただ見つけてもらえるのを待ち続けて。

もうどれだけの時間が経っただろう。

神様は手を差し伸べてくれない。

ずっと生き埋めにされているような息苦しさ。

光が先が何も見えなくて。

心はドンドンすさんでいって。

笑うことすら忘れてしまったようだ。

私達に笑顔は戻らないのかな。

いったい、どうなるんだろう。

明けない夜はない、止まない雨はない。

そう思って必死に前を上を向こうとしてた。

けれど、あまりに時間ばかりが過ぎて。

誰にも気づいてもらえず救助もしてもらえない。

真っ暗闇にずっといる。

光はどこに差してるんだろう。

悲しい事があった。
空を見上げて呟いた。
「私、何を間違ったんだろう。。。。。。」
あの人は答えてはくれない。
でも、この空は、あの人の空につながっている・・・・・


あの人が言ってくれた。

「空はつながっているから、
空を見上げて、君たちの事を想うよ。」


涙が止まらなかった。


辛かったら、空を見上げよう。
「ここにいるから。」
胸を叩いて言ってくれたあの人の空につながっているから。

ストレスが原因。

食べたくて仕方なかった。

つい食べて、ま、いっか、そんな感じ。

ドンドン、感覚がマヒしていた。

重くなった体は、夏にはもうどうしようもない位に。

体に変調も出てきたり、洋服を何度も買替。

秋が来て、冬が来た。

年が明け、「あの人に会いたい」

一歩踏み出した時

「このままじゃいけない」そう思った。

そしたら、食べ物に伸びる手が止まった。

春、あの人に会えた時、体は軽くなっていた。

今、また夏が来た。

あんなに無理だと思っていた事が出来ていた。

私に変化とパワーをくれたあの人。

忘れる事が出来るのだろうか・・・・・


長い長い時間、待って待って待ち続けて

やっと、その時が訪れてもそれは一瞬。

見てくれる事もなく、気づかれる事もなく

それでも、なぜか嬉しくて。

待っている時間、嫌な思いをして悲しかった事もあった。

長すぎる時間、もう辞めようかと何度も思った。

けど、その一瞬でまた思う。

「今度はいつかな?」

その人が消えていく扉を見つめる。

あの扉の向こう側はどんなだろう。

私には近いのに遠い所。

そんな所へ続く、扉の向こうへ、いつか行ってみたい。

そんな時は来るのかな。

ぼんやりと考えながら、また嬉しい一瞬が訪れる日を

待ち続けている。

今日は土用の丑の日。

うなぎ・・・この時期、ふと思い出す祖母の事。

家族揃って街に出かけると、必ず外食する場所は

『うなぎ専門店』。

祖母がうなぎが好きでいつもそのお店と決まっていた。

私はそれこそ物心がついた時には大人と一緒に

鰻丼や鰻重といったメニューを食べていた。

そのお店のうなぎの蒲焼は関東式で蒸してあるので

身がやわらかく、甘辛いタレが絡まって美味しかった。

日常でも、近所の市場にうなぎの蒲焼専門店があり、

関西式で少し硬いけれどそれが夕食に並ぶ事も多かった。

結構な頻度でうなぎを食していた私の体は

うなぎで育っているのかもしれない(笑)

就職した会社では、取引先に浜松があり、

そこに出張した社員さんのお土産は「うなぎパイ」と決まっていた。

よく休憩時間にいただいていたので、それも合わせると

うなぎエキスは結構たくさん私の体に入ってるかな。


ちなみに、私はやはり関東式の一度蒸した蒲焼が好き。

祖母の好きだったお店はまだあるらしい。

また、久しぶりに行ってみたいな。

あちらの世界でも、祖母は今日はうなぎを食べているのかな。

笑顔が素敵な人がいる。

美男美女でなくても、それがあれば、きっと道は開けやすい。

私は笑顔が苦手。

鏡で見る自分の顏も好きではない。

そんな私に似たあの子も、

「笑顔が似合わない」と暗い顔をする。

だから、今、道が開けなくて心が泣いている。

出かけるその背中に「ガンバレ!」と心で言って手を振る。

2人で笑える日は来るのかな。

私というひとつの点。

ポツンと存在して、もぅ新たにつながる事はない点だった。

なのに、一本の糸が線となり、

この点を色んな人の点まで連れて行ってくれた。

その糸がつながったのかはわからない。

線上に置いてもらってるだけかもしれない。

でも、確かに点として存在していた頃とは違う。

この一本の大きくてキレイで時にあったかくて

私には眩しい位の線。

神様がくれた贈り物だったのかもしれない。

この線が見えているうちは

まだこの線上にいてもいいのかな。



小さな一歩を踏み出した私に差しのべられた沢山の手。

それは、全く期待も想像もしていないものだった。

でも、おかげで、こんな私が走り出していた。

そして、数か月、走り切っていた。

つないでもらった手は、本当にあったかくて大きくて・・・・・

走り切ったら、その手はもう見えなくなるだろうと思ってた。

けど、まださり気なく、自然に差しのべられてくる。

まだ、見えている。

あったかい大きな手。

思わず、手を伸ばしてすがってしまう。

心があったかくなる。

まだ、許されるのかな、この手をつなぐこと。