高校時代の思い出を振り返りたくない

 

 

楽しい記憶もあるんだろうけど

 

嫌な記憶ばかり

 

”大人になったらわかるよ”

 

”大人になったらこの高校でよかったなって思えるよ”

 

指導室の先生たちは私にそう言って

 

私もそれを信じたかったけど

信じれなかった

 

私にとってこの高校生活をどう

いい思い出にするんだろう?

 

嫌で嫌で仕方ない

 

苦しくて苦しくて仕方ない


日々のなかで自分の良いところが見当たらない

 

がんばって朝起きて

 

がんばってバスに乗って

 

がんばって学校に行って

 

沢山の人の目

 

学校につけば真っ先に

にらみを利かせた先生たち

 

私の悪い部分を一生懸命探すように

 

それでも私は先生たちと絡むのが好きだった

 

怒られても

理不尽に嫌なこと言われたりされて

自分が納得いってなくても

 

嫌いにはなれなかったし

責めることもできなくて

 

なんとか卒業だけはやりとげようって。

 

私が落ち着きなくて

みんなみたいに当たり前のことができないし

私が頭悪くて

何もわかってないから

 

仕方ない

 

先生は好きだけど

距離を保って接しなきゃいけないし

 

本当はもっと気楽に接したかった

 

朝から怯えたり嫌な顔されたりじゃなくて

 

元気よく挨拶したかった

 

生徒と先生の間に溝があって

 

私は先生と生徒に対して感覚的に

違いがないから

 

ただ学校は学び舎で、

 

先生とも沢山話したいし

生徒とも沢山話したいし

 

今できることを沢山やり遂げたい

 

でも恥ずかしい

 

先生と絡みすぎてもよくないし

 

まじめにやりたいことをするのも恥ずかしい

 

いつも周りの目を見て

 

変じゃないか確認

 

本当はもっと文化祭も体育祭も主体性をもって

取り組みたかった

 

でもみんなと調和して

やるやり方がわかんなくて

 

私が動けばみんなも動いてくれるわけじゃないし

 

だるそうにする仲間

 

さぼりぐせのある友達

 

当時の友達に

 

”さぼりといえばりかこを誘えば必ずさぼってくれるって思ってたよ”

 

ってレッテル貼られ

 

私の時間なんだと思ってるの?

 

って卒業したあとから怒りが湧いた

 

こんなやつらの相手を一生懸命してたんだ


気分が落ちてる友達なんて


勝手に落ち込めばよかったんだ

 

くだらない

 

どうでもいい

 

なんのための高校生活なんだろう。

 

でも、友達と帰りにゆっくり

歩きながら歌って帰るようになってからは

楽しかった

 

疲れたらバスに乗って

 

でもほとんど歩いて帰って

 

気持ちよかった

 

一つ一つを楽しみに変えてく視点

 

正直まだまだ

私は、高校時代

図書館登校したかったなって思うくらい

 

高校2年3年は本当に地獄だった

 

家にも学校にも理解者がいない

 

誰にも相談できない

 

相談しても

 

私が悪いって

 

それかまた裏で私の言ったことが広がって

問題が大きくなって

 

また自分を責める

 

私が言ったから悪いんだ。

自分で全部解決しなきゃいけないんだ。

 

相談と、陰口の違いがわからない

 

私は解決したいから相談してるのに

相手には陰口に取られて

脚色されて伝わる

 

辛い

 

一人でもいいから

心の内を開ける人が欲しかった

 

校長先生もいいひとなんだけど

頼りにならないし

 

外へ逃げて逃げて逃げて

 

誰か助けて

 

お酒に溺れて煙草をすって気を紛らわせて。

 

特に自分の中でショックな事件が起きた。

 

修学旅行を2週間前に控え、”りかこは連れて行かない”

って全体朝会で決まった。

 

 

 

自分なりに頑張って学校に行ってるのに

 

本当に先生たちは私の事が嫌いなんだ

 

もういいや人生なんて早く終わればいいのに

 

トイレにいってたばこを吸った

 

修学旅行なんて行かないって

言ってたクラスメートや他の人達を

ずっとずっと説得したのは

私なのに

 

みんな行かないって言ってたくせに

 

なんでみんなが行けて私が行けないの?

 

意味わかんない

 

もう嫌だ

 

お願い早く終わってください

どうでもいいです

 

そう思ってトイレに行ってたばこを吸って

 

ちゃんと見つかって

ちゃんと停学に。

 

学校の生徒たちからは

 

私が煙草を吸って

停学になって修学旅行連れて

行ってもらえなかったように

見えてたかもしれないけど

 

あの時本当は逆だった

 

もう私どんなに頑張っても

むりなんだってなんかもう糸が切れて

 

本当につらかった

 

みんなの修学旅行の楽しそうな会話が

チャットで流れてくる

 

みんな死ねばいいのに

 

自分たちだけ楽しんで

 

どんどんどんどん

停学、停学、停学

授業もついていけなくなって

 

授業に参加しても

ついていけない

 

特に大好きだった数学。

 

数Ⅲ、数C

 

大好きだから取ってたんだけど

 

その先生がまだ非常勤講師で

その時の私から見てもその人は全然

指導者として未熟で

 

非常勤講師だから高校生に馬鹿にされないように

ってことの主張がひどくて

(どの先生もそうだけど)

 

だから私も不満があっても

先生もまだ先生になりたてだから

シビアだからって

あんまり突っ込まずに生徒なりに

多めにみてるとこがあって

 

でも自分は数学全然ついていけなくて

 

そのクラスは少人数制だから

 

結構質問したりできる雰囲気なんだけど

 

この先生は他の生徒の質問は答えるけど

 

私の質問にはこたえてくれない

 

自分で調べろって言われる

 

教科書を見てもわかんない

 

どこで自分が躓いてるのか

どこから始めたらいいのかも

 

わかんなくなるくらい

遠のいてしまって

 

そして寝る日々

 

また嫌われる

 

ほんと、クソだな。

 

先生が。

 

先生は勘違いしてる

私がやる気ない子なんだって


本当は逆なんだよ

私数学が大好きなのに

初めて人生で躓いて

どこからやればいいのか

わかんなくなっちゃっただけなんだよ

 

国語とか体育とかは

最初から不得意だったから

落ちることはなかったけど

 

大好きだった数学まで

出来なくなって

迷子だったんだよ

 

あの時はもう

私がついていけないから仕方ない

もうしょうがない

出来ない

って思ってたけど

 

今の私が思うのは


それって本当なの?

 

なんのための少人数制なの?

 

一人ひとりのレベル見て

 

じゃあこっからやってみようか!

 

って出来るのに

 

自分で調べろって

 

じゃあなんのために先生がいるの?

 

何を指導してるの?

 

苦しめて追い詰めるのが先生なの?

 

諦め癖をつけさせるのが先生なの?

 

 

はっきりと言えたら

ちょっとはすっきりしていた気がする


でもそんな広い視点今だからしか持てないよね😖

 


押し込めてばっかで辛かったね

 

全部が全部間違ってないよ

 


それでもなんとか

やり遂げてくれて

ありがとう