どうも、二重行政が冗長だからムダだとか、市役所がでかすぎるだとか、昨日の投票で賛成を投じた愚図どもが騒いでるようです。しかしながら、私にとってのムダは対極のところにあるので、その理由を説明します。
" Autumn Leaves "
George Marsh, Randy Vincent, Julian Lage
① 公にとってのムダと、民間にとってのムダは真逆となる
賛成票を投じたバカ野郎どもに質問しますが、二重行政がムダだというのは、大阪府、大阪市のトップに居る鼻くそにとっての話であって、大阪市民の諸君にとっては、二重どころか、三十行政くらいの方がサービスの質は向上するんです。
例えば役所手続き。
今まで大阪市内で完結してたプロセスが、大阪府庁及び関連施設まで出向かなければならなくなったとして、諸君の負担が重くなることはあっても軽くなることは無い。むしろ、一家に一人、大阪市の公務員が居てくれた方が、なんてことはない質問も、気軽に何時でも訊けるわけで、面倒な手続きを任せてしまえることが出来るわけです。
従って、
『 行政側の負担が重くなるほど、諸君、民間の負担は軽くなる 』
これは絶対に成立する法則なので、暗記してください。
② サツも消防も軍隊も、平時においてはムダでしかない
公にとって一番ムダなのは、殆ど機能しない仕事を任されることです。
『 国民の生命、財産を徹底的に守り抜く 』
これは公僕の使命なのですが、そこにムダという概念は介入してはならず、率先してムダを受けるコトが肝要となる。サツがいなけりゃ暴行も麻薬も何もかも、犯罪と定義される行為を取り締まることは出来ない。消防がいなけりゃ、テメエの家が火事になった時、誰も消火に来てくれない。軍隊がいなけりゃ、外国からミサイルをぶち込まれたとき、迎撃も反撃も出来ず、領土を侵略されるのみ。
これを 『 ムダ 』 と言いたいのは公僕の給与を支払う行政の側であって、キサマラ賛成派にとっては、サツも消防も軍隊も、多ければ多いほど快適に生活を出来るわけです。物事は単純に考えればよい。
③ 民営化こそ最大のムダ
①、② で述べたムダについて、請け負う側を逆転させてみよう。
民間は 『 通貨発行権 』 『 地方交付税 』 という、
無限に近い財源を調達する手段を有しておらず、経営を行うには歳出と歳入の関係が、
歳入 > 歳出
となっていけなれば、自ずと倒産してしまいます。
従って、まず考えるコトは利益の追求。
サツも消防も、大阪の行政も、決して利益が得られる仕事ではない。
なぜなら、犯罪や火事の発生という 『 需要 』 は、予測不可能だからである。
結果、規模を縮小して圧倒的な低品質のサービスに劣化を続けるしかなくなる。
或いは、倒産をするしかない。
・・・。
これが公と民間の違いです。
要するに、今回の投票行動において 『 公の視点 』 で考えるならば反対。逆に、テメエの民間脳で考えたボンクラにしてみたら、公の仕事はムダだらけになるので賛成。これが賛成と反対を隔てる大きな違いであり、タイトルの通り。
『 バカが考えるムダと私にとってのムダの相違 』
の要点となるという運びです。
明日から仕事を頑張りましょう
Armik
" Gypsy Flame " [ 25th Anniversary Version ]