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山田悠介氏について、「文章もストーリーの構成力も、真面目に批判するのも馬鹿馬鹿しいほどにひどい」という批判があります。私も同感です。山田氏の本の読者には中高生が多いと言いますが、彼等は、文章のひどさを気にしないと言うよりも、それを認識できないのではないかと、私は思います。

山田氏は、若干弱冠二十歳で書いた「リアル鬼ごっこ」がベストセラーとなってプロの作家の道に踏み出しました。山田氏は、書くことだけでは生計を立てられない作家が少なくない中で、書いた本が運よくベストセラーになったことで作家としてその地位を確保しました。山田氏を忌々しく思っている作家がいても不思議ではありません。

中高生には人気のある山田氏がなぜ大人からは嫌われるのか。それは、山田氏の書く本が知的でないからです。知的であることを求める読者から嫌われるのは当然であり、日本語が崩壊し過ぎて読むに堪えない」と批判されるのも当然です。

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彼の文章も、ストーリーの構成力も、
真面目に批判するのが馬鹿馬鹿しいほどのひどさです。

プロの表現者としての最低レベルを大幅に下回っていると思います。

批判というよりは、みな呆れ返っているのですよ。

私自身、日本語の文章を操ることを職業としている人間ですが、

彼の書いた本がそれなりに売れているのを見ると、

真摯に本作りにかかわるのが馬鹿馬鹿しくなります。

本を作る人間たち、あるいはストーリーを作る人間たち全体の

士気を下げている存在だと思います。
正直なところ、あまり関わり合いにもなりたくないのです。
無視していれば、そのうち自然に淘汰されていくだろうとは思うのですが・・。

 
山田悠介の著作は、自費出版されていました。
叩かれているのは、主にこの頃の文です。
 
「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「騒々しく騒いでいる」
「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」
 
等、「主語と述語が対応していない」「頭痛が痛い」式の文が散見でき、
これが叩かれた「文が下手」の主要部分です。
 
現在は改訂版が出ております。
その中ではきちんと編集されているようです。
嫌われる理由は、前述の日本語力と、とっぴな内容でしょう。