第13回手塚治虫文化賞の大賞に選ばれた作品です。
4巻まで出ているようですが、手元には2巻まであります。
大奥と言えば、映画やドラマでもおなじみ
江戸時代の女の園ですが、
この作品では、男の園だった大奥です。
江戸に蔓延した流行病で
若い男性が次々と亡くなり
世の中はたくましくならざるをえなくなった女性と
わずかな男性が選ばれて子孫を残すための種馬となる
将軍も例外でなく、なんと家光も流行病で亡くなり
その時から、あの春日の局のもと
江戸幕府は女性が男性名で将軍を務めていく
男女が逆転した大奥
ドラマで見る女たちの愛憎劇が
そのまんま男の大奥で繰り広げられていく
全体的にはものすごくシリアスな物語なのだけど
作者のセンスなのか
笑いもちりばめられていて読みやすい
史実とは全く違う設定だけど
男女が逆転した設定で見るからなおさら
大奥という場所がやっぱり正常ではない場所だったんだなと思うし
改めて男女の性差を考えさせられる
大賞に選ばれたのも納得の作品
続きが楽しみ
