ビルの隙間から







この月の斜め左うえにいる星の気持ちを

詞に描いたことがある。


それは


いつか

いつかの


幸薄い月に


すこしだけ

気持ちが入り込んでいるとか

いないとか。


この斜め左うえの星

まだみえるんだな。

なんだかうれしい。


赤茶けてくるころには追い付けないんだろうな。


この斜め左上星と月の距離関係が好きなのである。