【望記】つむぎだされる不可避スパイラル | トクアのいつだって伐異的解釈

【望記】つむぎだされる不可避スパイラル

なんだかな。


いやね、別に良いんだけれど、
気になることが多いのですよ。


そんな話。



ふわー、眠い。

ふむ、今日はクリーニング屋さんに行こうかね。


ふぃ、、

暑い、、、


ねむぃ、、、


てくてく、だるだる。




あー、やっと着いた。。





お?


久しぶりのゴージャスおば様が受付か。


いやね、なんだか、漫画みたいなくらい、



ゴージャスなんです。



このおば様。。

見た目、言動がさ。



少しふくよか。

眼鏡はチェーンついてるやつ。

なんかキラキラしてるやつ。

服装もなんだかお嬢様が着てそうなやつ。



初めて会った時から、

空気感の違いに四苦八苦。。


まぁ、気軽に話してくれるから良いのだけれどさ。


良い人にはちがいない。



へい、ドアを開けますよっと。






「あら~、眠そうねぇ」




?!



ふつー、第一声はいらっしゃいませではありませぬか?

せめて、おはようございます、とか、

挨拶がありんすよね、この世には、、



てゆーか、いつから見てた。。

入り口の外からか?

外見るくらいお暇なのですか?



だいたい、入るときは余所行きの顔して入りましたよね?




!!



余所行きの顔が既に眠そうに見えるとゆーのか。。。


そーか、もぅ、変幻自在の表面ペルソナ能力が、

とうとう落ちてきたのか、、、



そいつぁ、厳しいな、、


さすれば、違う能力をつむ……





「大丈夫ぅ?」





──ぬ、没頭してた。




え、ええ、まぁ、、


眠いです、大丈夫です、今日も元気です。



「そぅ」




はぃ、、


では、これをお願いします。



「あら、ポケットに何か入ってる」


あ、ども。


「あら、こっちにも、ふふ」


あ、ども。





……え?

ふふってどういうこと?


しかもなんで、ちょっとニヤニヤしてんのさっ。


きー、何さこのゴージャスさんめっ。





(通常精神時に見ると微笑んでいるのかもしれぬが、

 と帰宅してからは思い直しましたけど、

 腑に落ちず煩悶としてましたのは、

 その日の午後でしたとさ。。。)





ふん。

まぁ、いい。


よろしく頼んだぜ。




うーむ。

外はまだ暑いねぇ、、、


珈琲でも飲もうかね。



えーっと、無添加なのは、


BOSSとUCCだけっと。


自販機は、、、


無い。



代わりにジョージアはあった。


が、これには無駄に香料とか入ってて、

微妙な香りがするのよなぁ、、、


まぁ、しよーがないねぃ。。


お金、入れて、、



うし、お財布に500円見っけ。



かしゃり。



あー暑いなぁ、、、


早く飲みてぇから、ボタン連打っするぜ俺は。



テシテシテシテシテシ。


ガコン。


……ガコン。




さて、おつりっと、




?!



残金表示が260円だとっ!




そろりと見るのは受け取り口。



……2個あるね。


ええ、2個あるね。


しようがないから買った添加物入り缶珈琲が、


2個あるね。。。



い、い、い、いいつから、

自動販売機のボタンの反応速度って、

スペックアップしたのですかっ。


そこに処理速度はいらんでしょうがぁ~。

そこにお金かけるなら、

珈琲にお金をかけてくださいよねぇ。。。。




うう、がぶ飲みしよう。



添加物、がぶ飲みしよう。





そして、寝よう。




多分起きたら、何も無かったようになるはず。


そう、全て夢だった、

なんて、笑いながら起きるのです。



あはは。


わはーい。




……翌日起きてみると、

無慈悲にもクリーニングの伝票があったとさ。



ふふん。


別にいーけどね。