再始動・・・1(広島編:カリヨン) | 起業から、経営者へ、そして・・・

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豊橋とは、意外と不便なところである。新幹線は通っているが、「こだま」かわずかな本数の「ひかり」しか止まらない。浜松からか、名古屋からかの在来線に乗り換えなければならない。ここは、「支店経済」と呼ばれる特殊な地域性がある場所であった。

駅ビルを外れると、繁華街らしきものは無く何もないところである。道路も悪くは無いが整備されているわけではない。耕一は、ここにある某T幼稚園に終日取材を慣行したのである。



朝、7:00から幼稚園に入り、園児の登園の様子から見ることにした。耕一にとって初めてであったであろうか?子供の目線で何かを見たのは新鮮な発見であった。ここの園児は、全員が輝いて見えるほどその顔は全員がすばらしかった。全員が健常者ではない。また、所謂「遅れ」の子供たちも含め、全員が同じように遊び、集団行動してた。また、ここは1歳~の幼児保育も受け入れる体制であった。

保育士のスタッフは殆どが女性だが、全員連携もよく取れているようであった。



この幼稚園の一番の特徴は、園児たちが日常使う遊具とは別に遊びながら学べる教材は、この園内で製作していた。(オフセット印刷機まであるのである。)個性的で独自性の高い保育方針で運営されているのである。この結果として、ここの卒園生に目を見張るものがあった。それは、小学校低学年でその潜在的能力が引き出されているのである。



例えば、国家資格である三級無線技師のテストを小学校3年生でパスするのである。これは、そのためだけに英才教育をしたわけではなく、本人が興味を持って挑戦しただけである。このような事例が幾つもあった。勉強だけではなく、運動においてもその能力は高かった。



ここを仕切る園長は、「3歳~10歳めでに、人間の潜在能力の引き出し方を無意識に教えて、覚えさせる」という事であった。



ここの一日の流れも大変ユニークで、園全体の流れもあり、園児は飽きることなく楽しく過ごしていた。



耕一は、その現場をみて、色々と考えた。園長の言う方針とは別に、園児個人に与える影響や、効果、人間の成長過程における様々な要素を想像したときに、静かな感動を覚えた。

そう、これを現在の教育ビジネスにぶつける事が出来れば、かなりインパクトがある。しかし、ビジネスの形にするには少々厄介なことが山積していた。