以下は、私のM氏という友人です。
(前略)
実は、私は入社当初、今の会社に入りたくて入った訳ではありません。
総合商社に入り、海外部門で仕事がしたかったのですが、試験に受からず、とりあえず今の会社が海外部門を持っているので就職した次第です。入社後はパルプ・古紙を扱う部門に配属になり、幸い少々英語でファックス(当時はイーメールなし)を打ったりする機会もあり、いずれは貿易部門に配属になれたらなぁ、との夢を持ちながら仕事に従事しておりました。
しかし、ある時、国内販売部門への勤務を命ぜられました。しかし、そこの部署は上下関係に厳しく、毎日遅くまで残業する部署で一番行きたくない部署でした。
これで海外部門への配属は10年くらい遅れたな、と思いました。しかし、配属された以上、その部署で頑張らなければならない、そこに配属されたのには何かしら意味があると前向きにとらえ、必死に頑張りました。
そして、配属されてから約4年後、念願の海外部門に配属されることになりました。
正直大変驚きました。しかし、もっと驚いたのは、この国内販売部署に配属されていたことにより幅広い商品知識を得ることができていたことでした。この時、この国内販売部門に配属されていてよかった。むしろこれから海外部門で頑張っていくために、一番近道を歩んでこれたのだな、と実感しました。不思議でした。
夢をあきらめず、努力を積み重ねていくことの大切さ、また、自分が今いる場所で頑張ることの大切さを学び、体験しました。そして、現在は海外駐在するまでに至っております。本当に不思議です。
何かしら使命があるのでしょう。ジャカルタ行きも何か使命があってのことでしょう。今、インドネシア語も勉強しております。英語だけでも仕事上は支障はありませんが、生活する上ではインドネシア語は必要ですし、現地の人とより親密な関係になるにはローカルの言葉が必要になりますしね。