この台は、1999年に山佐さんからの登場でした。
ビンビン神さまの登場から始まった「大量獲得機時代」へ、兄弟機のツーペアとともについに山佐さんも参戦となった一台です。
通常時は、メイン子役となる小桜・小坊主ともに取りこぼしはなく、チェリーの代わりに配置された「梅」だけを狙っていればOKでした。
そして、「桜と小桜」もしくは「坊主と小坊主」が一直線に並ぶとリール枠上部に配置された12個のランプの一部が点灯してボーナス期待度をお知らせしてくれます。
「イカチェック」や「ドクターチェック」の発展系のようなものでした。
ただ、個人的には上に梅のついた坊主を上段に狙うことで、そこから発生する坊主・小坊主の組み合わせは全てリーチ目となるため、通常時はそこをずーっと狙って打っていましたね。というかそこからの上段坊主挟みテンパイなどの2リール確定目が急に出たりもするので楽しくてですね、ホントそこしか狙ってなかったです。
なので、そこ以外の出目がさっぱり・・・確か反対の下に梅のついた坊主からの下段坊主テンパイも2リールで確定だったような記憶があるんですけどね、曖昧でございます。
見事ビッグボーナスを獲得しましたら、ここからが山佐さんのウリである「イージーマックス」の本領発揮でございます。
手順は、左・中を適当に止めれば、「小桜と小坊主」がダブルテンパイになるので、テンパイラインに桜か坊主を狙えばOKというもの。
配列上、21コマ中9コマ以内で押せれば取りこぼしなしという仕様でした。
その後、もっとイージーに711枚獲得できる吉宗なんかも登場はしてくるのですが、当時としては、かなり小役獲得の難易度としては簡単な部類の台でした。
その代わり、リプレイハズシは「できません」と当初言われていました。試しに変則打ちをやってみましたけど、そもそも小役がテンパイしてくれないのでただただ枚数を減らすだけという状況でしたから早々に諦めてしまいましたね。
その後、雑誌にてハズシ手順が公開されましたが、
①そもそも制御上5/8で強制的に小役を取りこぼす
②小役が取れる制御だとしてもビタ押しが必須
とくれば難易度は難易度は爆上がり。この辺りに山佐さんの「誰でも簡単に」へのこだわりというか「余計なことはしても無駄やで」という強いメッセージを感じましたね。自分は当時大人しく打ってました。
この台は、バイトしていた店に導入されましてね最初は結構客つきも良かったんですが、そのイージーマックスによる「攻略効果の薄さ」のせいでやっぱり若者ウケがよろしくありませんでして、稼働としては伸び悩んでいた記憶があります。競合店さんでも同様な状況でしたね。
当時は周りを見れば、ビーマックスがあり、まだまだコンドルなどの美味しい機種も健在でしたしそもそもユニバ系がかなり幅を利かせていた時期でしたからね。
おかげで朝の台取りでそんなに競合することもなく、ゆったりとそのゲーム性を堪能することができたわけです。
お店としても猛者が集まるという雰囲気ではありませんでしたから平均設定も上げやすかったんでしょうかね、割と2000ー3000枚クラスの美味しい思いは何度かさせてもらえた台でした。
そんな、狂乱の時代が到来する直前の思い出の一台でございました。
それではまた