1997年にサミーさんから登場しましたね。

 

正直見た目から「打ちたい!」っていう印象がなかったのと、目押しが難しいってんで全然触ってなかったんです。しかもサミーさんは当時ボタンが硬くて押しにくかったんですよね。なので完全に食わず嫌いでした。

(ジャパン2からボタンが改良されて快適プレイができるようになりましたけど)

 

2000年のある日、何の用事だったかは忘れましたが愛知に行っておりまして、雨模様だったんですがとりあえず用事を済ませて夕方電車移動・・・してましたら途中で電車が運転中止しちゃいましてね。どうやら大雨のせいでしばらく運転見合わせなんだとか。

 

目的地まではもう少し距離があるし、電車が動くまで時間潰すかってことで駅近くのパチンコ屋に入ったんですよね。

 

で、設置台を見てみてもあんまり興味が・・・とそこに祭が鎮座していたのであります。今まで打ってこなかったけど、これも何かの縁かぁってことで打ってみることにしたんでございます。

しばらく打ってみると、割とスイカやリプレイのひし形なんかの綺麗な形のリーチ目があったりして面白いじゃないですか。リーチ目シールにはなんか枠外揃いもあるしこりゃいい。

当時のサミーさんって、確か左から止めるとテーブル制御、中・右から止めるとコントロール制御になる台が多かったような印象があります。

てことは逆押ししてボーナス図柄がズル滑りしてきたら熱い?でボーナス入ってる状態で逆押し試したらつるっと滑って赤7が右下に止まってくれるじゃないですか。ってな感じで色々試しながら楽しんだのでございます。

 

肝心のリプレイハズシは・・・難易度高すぎました。まだまだ当時の私の目押し力では太刀打ちできませんでしたね。周りは上手な方々ばかりでちょっと恥ずかしい思いをしながら、それでも2時間くらいで1万円くらい財布が潤ったのでございます。

 

いやね、急に店内に「都合により後15分ほどで急遽閉店とさせていただきます。」なんて放送が流れて強制的に追い出されちゃったんですよね。理由は「悪天候で営業できない」ってことでした。

 

外に出てみたら、雨は小康状態。でしたが、電車は相変わらず動かず。仕方ない、1駅歩いてバスに乗るか・・・と思って歩き出しましたが、なんか道路は冠水してる場所があったりで、ここにきて「結構やばいんじゃね?」とようやく気が付いたんですね。おせーよと当時の自分に言ってやりたいです。

色々と迂回しながらようやく一駅歩いて駅前のバス停まで来たんですが待てど暮らせどバスが現れずでして、いやね電車が止まってもバスは割と動いてるイメージがあったもんですから油断してたんですね、駅員さんに聞いてみたらどうやらバスも運休してるらしくて、いよいよ目的地までの交通手段を失ってしまったわけです。

 

となればもう、「歩く」しかないわけで。バスで25分くらいの道のりだったんですが、また冠水部分を迂回したり、あきらめて膝上まで水に浸かったりしながら4時間くらいだったでしょうか、かけて目的地まで到着したんでございます。

 

そう、2000年9月11日の東海豪雨に丁度ぶつかってしまったんですよね。

運が悪いというか、危機察知能力が低い自分を叱ってやりたいです。

いや、10人の方がこの災害で亡くなられているわけですから、これを後日語っていられるだけでも私は良い方なのかもしれませんね。

 

そんな、ずぶ濡れの記憶とともに思い出に残る一台です。