愛を探して彷徨う猫は
1匹の迷い犬に出逢った。

孤独の寒さを紛らわすように
孤独の淋しさを誤魔化すように
2匹は互いに寄り添いあった。

春になり、
「僕は西へ。」
「私は東へ。」
2匹は再び旅に出た。


2年経ち、
あの場所に僕は戻ってきた。
そしたら、そこに君がいた。
僕を待っていたんじゃないことは判っている。
君の探している人が僕じゃないことも判っている。

でも、ここは僕の終着点。
君は妥協だと謗るかもしれないけれど、僕は全く構わない。
君が許してくれるまで、
僕はここで待ってるよ。