大商大高の4番捕手は、西澤選手でした。
投手陣に、絶対的な柱がなく、リードにも苦心していることは理解できます。
この日は、タイムリーヒット1本を放ちましたが。
チームの要ですので、大会通して2割8分台の打率は、チョッと物足りないですね。
バッティングでも、スイングスピードに迫力を感じませんでしたから。
夏までに、更なる筋力アップで、動きにキレが出てくること、期待したいです。
一方で、今後、大いに可能性を感じましたのが、6番ショートの坂下選手です。
この日は、センター前に3本のシングルヒット。
ポイントを前において、センター返しを徹底している感がありました。
この3本は、偶然ではなく、必然だと思わせる打ち方ができていましたので。
毎試合、このバッティングができるよう、集中力を養うこと。
瞬発力を養うことを、心がけていただきたいです。
と、言いますのも。
最初に光ったのは、バッティングではなく、シートノック時におけるフィールディング、グラブさばきの良さだったのです。
もちろん、試合中も、安定したプレーが、随所に見られました。
この守備力なら、大商大のレギュラーポジション獲得も有力だと思われます。
関西六大学の試合で再会できること、とても楽しみです。
結局、この試合の結果、前述した通り、大阪学院高校が決勝進出。
その後、優勝となりました。
夏に向けて、大阪桐蔭、履正社の巻き返しはなるのか、全チーム、全選手の成長に期待したいと思います。
ジダン