大阪学院高校は、野球部の強化に本腰を入れまして。
設備も充実してきました。
そして、昨春から着任されました、辻盛英一監督が中々ユニークな存在なのです。
過去には、大阪市立大(現大阪公立大学)の野球部監督を長年勤められたのですが。
高校においても、試合、練習ともに、選手の自主性を重んじておられるということで。
さらには、会社の現役社長としても、業績を向上させておられるというスーパーな方なのであります。
さて、そんな大阪学院高校が大商大高校と対戦しますのが、準決勝第1試合。
履正社高校、大阪桐蔭高校と、大阪の2強を撃破した大阪学院高校は。
後で、監督が語られた内容によりますと、「2強に勝ったことで、ガチガチに緊張していた」とのことで。
実際に、ジダンもそんな雰囲気は感じました。
そんな大阪学院高校の先発は、2年生の下條投手。
169cmと小柄ながら、ダイナミックなフォームで。
スローボールを多用しながら、相手打者の打ち損ないを待つタイプの投手です。
エースナンバーはつけていませんが、それは下級生だからなのか、大事な試合では先発しています。
現時点では、プロ云々のレベルではありませんが、まだ身体面も含めて、とんどん成長されることを期待しましょう。
リードするのは、5番打者の志水捕手。
リード面で、スローボールにこだわりすぎに見えましたが、それは投手の持ち球が少ないせいかもしれません。
高校生としては、スローイングはまずまずでしょう。
で、打撃の評価が高いようなのですが。思ったほどのヘッドスピードがなく。
走力が、さらに厳しく。
今後の筋力強化に期待したいと思います。
ジダン