今週の日経ビジネスで「空気を読まない経営」という
特集がありました。
ここでは、業界の常識や商慣習など根強くはびこる空気を
読まないところにこそ商機が潜むと考えている企業を
featureしていました。
例えばキングソフト。
MSのOfficeと互換性を持つソフトを価格を
7分に1に抑え衝撃を与えました。
さらにセキュリティソフトInternet Securityを
無料化するという他社からみると奇行を断行し
認知度が全くなかった分野でシェア伸ばしました。
沈海寅(チンカイイン)社長は
「ソフトウェア業界内の常識で勝負する気はない」と
ハッキリ明言しています。
既得権益層が暗黙の了解で築いてきた習慣やしがらみ
を新参者がぶっ壊すことで、新たな活性が生まれることを
示した例だと感じました。
話が飛躍しますが、日本に蔓延している停滞感の原因のひとつは
既得権益層による保守化が非常に大きく影響していると考えます。
既存のルールを変えなくても、日本の市場でそこそこ稼げるため
リスクをとらず、しかも新参者には手厳しいのです。
僕は、もっともっと新参者が出てくるべきだと切に思います。
もちろん、僕自身も新参者になる想いです。
当然、風当たりは強いでしょうが良い意味で"空気を読まずに"
実践していきたいと思います。