自分を嫌っていても、あまり良いことはない。
と、薄々は思っているのではないでしょうか。
だけど嫌いだから仕方ないし、
と諦めているかもしれません。
とはいえ、好きに
なっていった方が精神的に楽になると思います。
「自分が嫌い」で困るのは、
自分の可能性を狭くしていることです。
自分が嫌いなら、
自分の存在自体も認めにくくなるでしょう。
結婚の挨拶にきた男性に向かって
「うちの大事な娘をおまえなどに渡せるか!」と、
ちゃぶ台をひっくり返すくらい認めたくないほどに。
そうなっていれば、何もかも信じられないので
他人からの言葉も素直に受け取れなくなります。
先生から「あなたには、
あなたにしかない良いところがたくさんあるの」
と、言われたところで、
「は?きれいごとは沢山」と聞き入れないでしょう。
「あなたのことが好きなんです」
と、思いつめた顔で告白されても、
「いやいや、私を好きになる要素なんてないでしょ」
と即座にあっさり否定してしまうでしょう。
これではせっかくのチャンスを
自ら踏みつぶしているようなものです。
素直に
「ありがとうございます、嬉しいです」
と言えないなんて。
最初は声をかけくれたとしても、
何度もは言ってくれません。
良かれと思って言ったのに
即座に拒否されれば気分が悪くなるし。
嫌な気持ちにさせていればやがて離れていき
孤独になり、もっと自分が嫌になっていくでしょう。
とはいえ、過去に色々あったとしても、
未来まで嫌いになる必要はありません。
自分の良さの受け取り拒否をしていたと認めれば、
自分に優しくなっていけます。
過去は一旦置いておいて、
今日から少しずつ認めていってはどうでしょうか。
自分を嫌っていると希望を見いだせにくくなり、
世界は薄暗いものにしか感じられないでしょう。
極夜の世界にいては
寂しく、孤独で、寒さしかありません。
自分の中には白夜の世界にできる種が眠っています。
自分を認め、好きになり、
ワクワクが止まらない百夜の日々にしてみてはどうでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。