はろ~ンパーみちゃすです音譜

 

 

等身大の私で

過去の私の恋愛経験を書いていこうと思っています。

 

 

超性格悪いのが露呈するエピソードも今後あると思うけど

本音の私でいることをお許しください。

 

 

 

初恋をしたのは、保育園のときで

以来私は、恋をしていない時なんかなかったくらい

人生を恋で悩み、恋で選択し、恋で幸福にも不幸にでもなってきたと思う。

 

 

なんでこんなにも恋に夢中になったかといえば

私は恋を通して

”私が知らなかった私”に

出会えることを知ったからだと思うんだ。

 

 

子供の頃に感じた衝撃ってすごいんだよ、

だって今でもあの時のことよく覚えてる。

 

 

小学2年生の時に好きだった男の子がいたの。

 

あれはいつもの放課後。

好きな男の子も一緒に、

クラスメートの子たちと追いかけっこしていた時

夢中で校庭を走り抜けていたら

下校のチャイムが鳴った。

 

 

周りを見返すと校庭で

遊んでいたはずの子たちは

みんな下校していて

私たちのグループの3~4人しか残っていなかったの

 

「そろそろ帰ろうっか」

 

「うん」

 

 

ふと好きな男の子の存在を確認しようと目で探したら

彼は校庭の水道の前でしゃがみこんでたの。

 

 

私は「どうしたの?」と声をかけた。

 

すると彼は「気持ち悪い…」と苦しそうな声で言って

水道に吐いてしまったの。

 

 

他の友達はビックリして

どうしたらいいか分からなかったのかもしれない。

 

遠巻きで見ていた子もいたし

 

「わ~!ゲロしたー!!」

と騒ぐ男子もいた。

 

 

私は自然に体が彼に向って動いて

背中を撫でた。

 

吐しゃ物も少しも汚いと思わなかった。

むしろ愛しいと思ったんだ。

 

「大丈夫?帰れる?」

 

水道の水で吐しゃ物を流し片づけながら

私は彼に聞いた。

 

「大丈夫、帰る」

 

彼はぶっきらぼうにそう言って

ランドセルを背負って帰っていった。

 

 

 

私は衝撃だったの

 

 

 

自然に体が彼に向って動いて、背中を撫でたこと

吐しゃ物も少しも汚いと思わなかったこと

 

心が自由になった気がしたの。

 

 

家族以外の人を「愛しい」と感じて

本当の意味で、好きな人の傍にいけた気がしたの。

 

 

今まではただ「好き」と想っているだけの恋だったから。

 

好きという気持ちは、実際に相手に向けて行動ができるんだ!

 

すごく心が温かくなって

そんな自分に出会うのが初めてで衝撃だったんだ。

 

 

 

彼とはその後特に何もなく

小2やしな

いつの間にか私の「好きな人」は違う男子になっていたけど(笑)

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

 

あなたが家族以外の他人を「愛しい」と感じた時は

どんな瞬間でしたか?

 

コメントで教えてくれると嬉しいです。