オーディションに行く前に
先ず
今日の宿を決めないと。
いつも泊まる宿へ。
いつも泊まっているから
予約要らんだろうと
日本から予約せず
飛び込みで。
受付に
おばちゃんはおらず
まぁまぁ若いねーちゃんが
受付カウンターで
楽しそうに
男としゃべっている。
話しかけずらっ。
こっちは
ねーちゃんの顔色なんて気にしてられません。
ねーちゃんに
おばちゃんいないの？
話しかけると
はぁっ！！！
いやぁ
おばちゃんいないの？
再度尋ねると
無茶苦茶まくし立てて喋ってくる。
香港人は
面倒だと思うと
まくし立てて喋る人
結構多いイメージがある。
で
(おばちゃんの事は
面倒だから
とりあえず置いておいて。)
部屋空いてる？
空いていないよ。
まぁ
そっけない言葉。
(楽しいを会話じゃまして、すいやせんでしたぁー)
違う宿へ移動。
そこの宿は
俺が
虫に喰われまくった
宿。
喰われて
廃人になりかけていた
ツライ思い出しかなく。
出来れば行きたくはない。
が
1日だったら
最悪
喰われても
我慢できる！
と
渋々宿に行くと
現れたのは
いつものおっちゃんじゃない。
香港人が登場。
何しにきたんだ？
空いてないの？
お前何言っているんだ。
いやだから1晩泊めて。
何言ってんの？
ここはホテルじゃないぞ
この張り紙を読め
と
入り口に貼られている
張り紙を読むと
なんか書いてある。
"ここホテルじゃないぞ"
と書いているようだ。
確かにオーナーが
宿を売ったという噂は聞いたことがあった。
本当だったんだ。
仕方なし
また移動。
あ、もう飯食って
オーディションに向かわないと
間に合わない。
宿探しを止め
スーツケースを推しながら
近くの店で
飯。
スーツケースを推して
オーディション会場に。
渡されたセリフは
2役。
いつもは
台詞が書かれた紙を見ながら
演じればいいのだが
今回は
見ちゃ駄目。
と言われ
焦る俺。
やべ
台詞憶えないと。
少しすると
スッタッフが
憶えたか？
えー！？まぁもう少しかな。
(おいおい2役あるんだぞ汗)
言葉とは裏腹な
せっかちな香港人。
まー慣れっこですけど。
その流れにのらされ
ビデを撮るのでと
エレベーター前の踊り場で
オーディション。
香港人は
せっかち
だけど
気はいい。
なので
こっちが
ちょっとリハしたい
と言うと
いいよ！
と
受け入れてくれる。
で
リハをやり終わると
こうした方がいいんじゃない
と提案してきてくれる。
で気合い入れて本番。
カメラが回り
演じはじめた
その時
エレベーターが開く
エレベーターに邪魔され
一旦中止。
そして撮り直し。
撮り始めると
今度は
階段で人が下りてくる。
また
カメラがとまる。
おいら
こういうのは慣れっこ。
だから
イライラしませんよ。
動ぜず集中し直し
再度トライ。
俺って
強くなったものだなぁ
と
自画自賛。
で
改めて演じていると
下からから登ってきた人が
足を止める。
で
ずーっと視線を感じる。
もしかして
他のスタッフが見にきたのか！？
オーディションを止めささずに
超気合い入りまくりな俺。
俺の芝居どーだ！
と言わんばかりに
演じきり
無事終了。
視線を感じる方を見ると
なんと
知り合いの日本人。
いやぁ凄いですね〜
え
スタッフじゃないじゃん。
オーディション受けにきたんですが
中に入ろうと思ったら
お芝居しているので
見ちゃいました。
(なに観てんだよ！！！！ちょっとガッカリ。)
でも
まぁ
いっか。
そのお陰で
いい緊張感でできたし。
知り合いの方に
感謝だね。
スーツケースを推して
移動。
お世話になっている
Erikaさんと
お茶しながら
情報交換。
で
宿はというと‥
結局
見つからず
宿無し難民。
スーツケースを推して
モンコックに移動。
香港人の友達と
モンコックで晩飯。
久しぶりにあった彼は
仕事を独立したと言う。
凄い！！！
俺も負けてられない
と
楽しくお食事。
いい時間を過ごせました。
で
難民となっている俺は
えーい
空港で宿をとることを決めました。
移動。
日本に戻るのは
明日の昼。
時間あるから
明日朝一で
師匠に会いに行くか。
空港に着くと
早々に椅子を確保。
今回は
最初っから
スーツケースから
ダウンコートを引っ張り出しました。
暖かぁい。
ぐっすり寝られそうです。
では
また明日。