上京してまもまく
俳優教室に入った
芝居の右も左もわからず
芝居をはじめた。
そこには唯一無二の恐ろしい講師がいた
教室では先生の呼称はない場所だった
教えてくれる方々
演劇で第一線で活躍している方々ばかり
一演劇人
だから
講師を呼ぶとき
は
"さん"づけだった
その方が来ると
いつもはりつめた空気になった。
恐ろしかった。
あれから月日がながれ
今日は
その方の
告別式となった。
納骨もさせて頂いた。
人生で初めて
焼却されたばかりの骨を見た
衝撃的だった
恐かった。
お別れなのに
最後の授業を受けさせて頂いた思いがした
そして
最後の最後まで
恐い方だった。
どういうカタチであれ
俺が演じつつける事が
あの方がが存在した証明になる
人は伝えていく生き物だと思う
だから
自分も
最も伝えていける俳優でいたい。
そう思った。
俺のような輩が言うような言葉じゃないけど
お疲れ様でした。
そして
ありがとうございました。
