日暮里から快速に乗り
いざ成田へ
まず
成田にいくには
いろいろと試練がある
まず
電車の
座席の確保
これに負けると
結構
長い時間立つはめになる
だから
電車並びが重要で
ここで並び順を良い位置にしないと
座席確保は夢へと消える
乗り継ぎ電車のタイミングもよく
一番前に並べた
でも油断は禁物
一番前だからといってあぐらかいていると
時に
電車が来ると同時に
乗り換えに来た奴が
すーっと
扉の前に入り込んでくる
きっと海外慣れしたやつか
おばちゃん達
または中国人
おー!
しれえっと
俺の横に来た
おねーちゃん
どんなに容姿がよかろうが
ここだけは譲れない
譲ってしまうと
後ろの並んでいる人に悪い
おねーちゃんを警戒し続け
電車が到着
扉の前に入れることもなく無事に席も確保
おねーちゃん
そりゃみんな並んでいるだから諦めていただかないと
席は一杯
はじの席はとれなかったので
スーツケースを股に挟み
カバンはスーツケースの上に置き
右手でカバンを抑え
眠りにつく
と
なん駅か過ぎていくと
隣のお姉さんが
横揺れをはじめた
なんか
迫ってくる
これが男だと
容赦なく
肩をぶつけるのだが
女性相手には
そんなことは出来ません
微妙に電車の揺れにあわせて
俺は大きく揺れるのだが
お姉さんの横揺れは
俺の揺れなんかおかまいなし
次第に大きくなり
カバンを抑えている
俺の腕に
髪が
サラサラ
サラサラ
俺は硬直
どんなに
電車の揺れに合わせても
びくともせず
しまいに
俺の腕を
枕
どうしていいのか
周りの目が気になるし
こうなったら俺は
爆睡の振りで
電車の揺れに合わせて
隣に座っているお兄さんに
俺も横揺れ
全く関係ないお兄さんを巻き込み
寝た振り
俺の腕を枕にしたお姉さん
爆睡
勘弁してくれ
一駅一駅が遠いい…
隣のお兄さんは
俺の横揺れが気に入らなく
当たり前だよ‥
揺れに合わせて
俺に体当たり
しかし俺はここで
状態を起こすわけにもいかず
お兄さんに横揺れを続け
お姉さんが起きるまで
兄さんに横揺れを
やっとお姉さん
自分の降りる駅の手前で
起き
何事もなかったように
降りた
なんかばつが悪い俺は
気持ちが落ちつくまで寝た振り
で落ちついたところで
目覚めたふり
隣のお兄さんがジロッと
みてくる
何かありましたか?
と
目で訴えかえすと
お兄さんは目をそらして
何事もなかったように
瞳をとじました
お兄さん
全く関係ないのに巻き込んで
迷惑を掛けてごめんなさい
香港までは
まだまだなのに
試練ですなぁ
ほいじゃあ
