1期手術時の入院生活ノウハウ
2期手術(抜去)の入院時に、パラマウントベッドや、点滴棒にドレーンバッグをかける動作で、こんな感じだったな、などと当時を思い出して、せっかく解像度が戻ったタイミングで、この辺りも備忘録にしてみようと思います。1期手術は、身体の自由がなかなか利かない中で、どのようにするのが正解なのか、自分が痛みに弱いだけで普通は耐えられるものなのか、何日後にラクになってくるのか、なにも分からない事から来る不安が多かったので、こうすると気持ちラクだった、みたいな内容で書いてみます。私の体験談でしかないので、一概に改善されるかは分からないものの、そのタイミングごとの状態と対処方法、みたいなことが分かると安心できるかもしれないので。ちなみに医療知識ではなく、自分の体験と各先生などからお伺いをした中で私なりに解釈した内容をベースに書いているものになります。吐き気について術後、しばらく吐き気が強いかもしれません。症状この原因になり得るのが、痛み止め(硬膜外麻酔 + 点滴)で、相性による程度はありつつも、吐き気を催しやすいものであるようです。期間とくに強いのが、術後から1日くらいだったと思いますが、私の場合は入院中に、徐々に改善されました。対策あまりにもしんどい場合は、看護師さんに吐き気止めの点滴を相談すると対応していただけます。(私の場合ですが、プリンペランという種類のものを処方いただいた記憶です)いつまで続くものか、と不安になるかもしれませんが、良くなります。ノドのイガイガについてこれも術後、地味にしんどい症状で、咳払いすると吐き気に響いたりします。。症状これは、全身麻酔時の気管挿管の刺激が原因になり得るようです。期間私の場合は、2日半ほどで治りました。対策術後3時間ほどは飲水禁止のため、なんとか耐えなければならないのですが、つらい場合は、2時間くらい踏ん張りつつ看護師さんに相談すると、胃の動きの調子を見ながらという前提で、氷を紙コップに入れて出していただけました。病院によって対応が異なると思いますが、相談してみてください。この段階で溶けた水を多めに飲んでしまうと吐き気が出たりするので、嘔吐用のバケツをベッドサイドテーブルに置いておき、ある程度は吐き出すとよいかと思います。食事について術後はじめて訪れた試練が、食事でした。症状しばらくの間、上半身に力を入れて身体を起こそうとするのは難しいはずで、パラマウントベッドを最大限に活用することになります。普段であれば何のことなく、起き上がって食べるだけ、という動作なんですが、この時ばかりは起き上がる以前に、寝ている状態で少し左右に傾くことすら、強い痛みが走り難しいです。腕だけを使って上体移動を試みても、持ち上げようとした時に胸部にかかるテンションで痛みが走り難しいのではないかと思います。なので、上半身に一切の力を入れずに起き上がるため、パラマウントの「アタマ」を40〜60度くらいまで上げるのですが、このとき普通に上げると、お尻がずり下がってしまうんです。足とお尻でズリズリと戻そうとしても、単純に滑ってしまうのと、戻すために上半身にかかる力でまた強い痛みが走ります。体の位置がベッドの足元の方にどんどん寄ってしまうため、ベッドサイドテーブルの位置が胸のあたりに来てしまい、アタマと食器の高さがほぼ平行になってしまって、食べるのが難しい状態になってしまう、という点が課題になります。期間1週間ほど(あくまで、ベッドのサポートを必要とする期間)※ 痛みは日にち薬で減っていきますし、退院時には起き上がって、自分で歩けるようにもなります対策パラマウントベッドの「足」が役立ちました。「足」を10度くらい上げると、膝のあたりが山型になるのですが、先にこの状態を作っておきつつ次にアタマを上げる事で、お尻の部分がくぼみになり、ずり下がる事がなくなります。ずり下がらないので、アタマを多めにアップする事ができ、上半身に力を入れずに食事がしやすくなるかと思います。もし、既にずり下がってしまっている場合は、アタマを0度に戻し、足のみ多めにアップすると、上半身が下になる形で傾斜がつくので、足でズリズリと押し上げると、上半身に力をかけずに重力で体の位置を戻すことができます。活用みたいな形で書いている中で、皆さん当たり前にされている事かもしれないなと思うと、やや恥ずかしい気持ちはありますが、当時パラマウントの使い方と体重移動が分からない間は本当に困っていたため、赤裸々に書いてみました。歩行訓練とトイレについて立ち上がること、が食事の次の試練でした。症状術後は尿道カテーテル(尿道に管を入れて垂れ流し)の状態になっているので、トイレに立つことは不要でしたが、歩行訓練をクリアするとすぐに尿道カテーテルは抜かれるので、自身でトイレに行く必要が出てきます。立ち上がるには、どうしても上半身に力を入れる必要があるため、このときの痛みが課題になります。期間特につらいのは術後1週間ほど(管が抜けるまで)対策立ち上がるために、上体を90度以上にしたいのですが、パラマウントベッドのアタマは最大 75度までしか上がらないので、残りの15度くらいはどうしても、自身でヨイショ、と浮かせる必要があります。この瞬間に強い痛みが走るので、なるべく腹筋と背筋で頑張るんですが、腕を使ってベッドの柵などを掴み上体を前に引っ張ってあげると若干ラクかもしれません。コレに関しては、ほぼ気合メソッドになります。無事に身体が浮いたら、少し落ち着くまで一呼吸おいてから、左右肺のドレーンバッグの袋と、パルスオキシメーターを点滴棒の持ち手部分にかけます。まだ立ち上がらず、靴を履き、ドレーンのチューブが絡まっていないことを確認したら、ナースコールを押して看護師さんに、胸腔ドレーンの一時切り離しをお願いします。(太いドレーンは壁の吸引口と接続されている為、トイレに行くときは必ずナースコールになります)気持ちの問題ですが、先に看護師さんを呼んでしまうと、早く起き上がらなければと焦ってしまうかもしれないので、自身のペースで起き上がってから切り離しをしていただく方が、個人的には安心できました。ただそもそも、上体を起こすことすらつらいケースもあると思うので、先に看護師さんを呼んで手伝ってもらう等もありだと思います。あとはトイレですが、他の方も記事でよく書かれていつつ、便秘や下痢になってしまうと、よりつらいです。1期術後は、いきむ事が難しいので、術前に整腸剤を飲んで腸内環境を良くしておくことをおすすめします。太いドレーンの痛みについて細いドレーン(J-VACドレーン?)の他にベッド横の水槽みたいな器具と接続されているのが、この太いドレーンになります。症状術後は胸部の痛みの方が強いのであまり意識しないのですが、創部が突っ張るような痛みが出てくるかもしれず、寝付きづらかったり痛みが課題になります。期間抜管までの辛抱です対策細いドレーンと同タイミングか若干手前で抜けた記憶で、それまではどうしてもしんどいのですが、日中、日の光があると、プラセボかもしれませんが、気持ちしんどさが緩和されます。一方で夜間、寝るときにつらい傾向があったのですが、同じような方は、鎮痛剤の点滴もダウンタイムがあるので寝るタイミングで落としてもらえるように看護師さんにお願いをするとよいかと思います。かつ、硬膜外麻酔の流量を自身で調整できるスイッチがあるのですが、夜間はそれを押すことで、結構緩和されたので、このダウンタイムも、自身で調整しておけるとベストです。一度押すと、30分〜1時間ロックがかかるため。取り止めなく書いたのでバラバラとしていますが、これから手術を受ける方の何らかのお役に立てば幸いです。