ちょっと前の話だけど。
うちの玄関の前に丸い実のなる唐辛子をうえてました。
見た目がかわいいので食べるつもりじゃなく観賞用って感じで。
ある日ぎゃーぎゃー泣き喚く子とともに母親と思われる人が鬼のような顔でやってきました。

「なんであんなに辛いのよ」

‥は?

「なにがですか?」

母がその人と話してます。

「だからあんたの家の前のトマトよ。なんであんなに辛いのよ。この子が死んだらどうするのよ」

たしかに唐辛子を植える前はプチトマトを植えていたこともあるんだけど。

「あれは唐辛子ですから」

母は失笑しつつ言いました。

「なんでそんなもの植えるのよ。前はトマトだったじゃない」

勝手にひとんちの植えたの食べといてそのいいぐさはなんだ。