周南公立大学の中国人留学生と一緒に
餃子作り音楽を楽しむ交流会

 

2022年10月1日(土)、 周南市徳山保健センターにて

「しゅうなん日中文化交流会」を2部制で開催し
それぞれ40名程度の参加がありました。


今年は日中の国交正常化50周年であり

山口県と中国山東省の友好協定40周年の節目でもあります。

そして、開催日の10月1日は、中国では「国慶節」(建国記念日)にあたり

何となくお祝いの雰囲気も漂っているような…?

 

受け付けでは、名簿のチェックに

マスク、手指の消毒、体温測定して、感染対策にも気を遣います。

参加者が揃う前に、調理室では周南公立大学の先生と中国人留学生が

テキパキと準備してくれていました。

 

 

  第1部 食を通した交流会  

 

午前中は「食を通した交流会」と題し
周南公立大学の中国人留学生と餃子作りに挑戦しました。
日本では焼き餃子が一般的ですが、今回は水餃子を作ります。

周南公立大学の山本晋也先生から水餃子の概要と作り方の説明を聞いた後、
一緒に餃子作りをしてくれる留学生が日本語で自己紹介して、調理スタート。



6グループに分かれて、さっそくワイワイガヤガヤ。
日本語と、たまに中国語で話しながら協力します。

調理に慣れた留学生の指示で着々と進めるグループもあれば

「餃子は初めて作る」という留学生と役割分担しながら作るグループ、
餃子の中身(餡)が余ってスープやハンバーグを作るグループまで
それぞれのペースで、どこも美味しそうな餃子ができました。



日本の餃子よりも、もっちりした生地は食べ応えがあり、すぐに満腹に。
「中国の水餃子は、おかずではなく主食である」と実感しながらいただきました。

参加者からは「皆で作って楽しかった」「美味しかった。また参加したい」
「次はもっと上手に作れるはず」といった声が聞かれました。

 

周南地区日本中国友好協会の山本事務局長から

「楽しく交流できてよかった。今後も友好協会のイベントに

参加してもらえると嬉しい」と挨拶がありました。



餃子作りの様子は、シティーケーブル周南さんで

10/10~16の間、1日4回放送される予定です。
見られる環境がある方はぜひチェックしてみてください。

 

 

 

  第2部 音楽を通した交流会  

 

午後は「音楽を通した交流会」で、ハンドベルの演奏と、二胡の演奏です。

ハンドベルはグロリア・リンガーズさんによる演奏で
「上を向いて歩こう」や「川の流れのように」のほか
アニメ、ミュージカル、クラシックから幅広い選曲で
ハンドベルの繊細な音色と色んな奏法で楽しませていただきました。




続いて、二胡はシャンシャン楽団さんによる演奏で
日本の曲だけでなく、「金蛇狂舞」「草原情歌」などの中国曲や
トルコや南米風の曲もあり、音楽で世界一周できました。



最後に、周南地区日本中国友好協会の深町和幸会長より
「日中友好協会は、日本と中国、お互いの文化を紹介する架け橋となるべく
活動しています。双方の違いを理解して、ともに発展していけるよう
今後も活動を続けていきますので、よろしくお願いします」と
結びの言葉で閉会となりました。

 

参加いただいた皆様のご協力と、関係者の方々の尽力で

今回の交流会も無事に終えることができ、感謝しております。
ありがとうございました。