2017年08月17日(木)1:22 PM
別名: |
ハイペリカム油 |
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学名: |
Hypericum perforatum Linnaeus |
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英語名: |
St. John’s wort oil, Hypericum oil |
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中国語名: |
圣约翰草油(聖ヨハネの草) |
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科名: |
オトギリソウ科(弟切草) |
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分類: |
キャリアオイル(浸出油) |
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色: |
深い赤色 |
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初めてこのキャリアオイルの中国語名「圣约翰草油」を見ると、これはきっとキリスト教と何か関連があると感じました。調べたら「セントジョンが打ち首にされたセントジョーンズディ=洗礼者ヨハネの日(6月24日)にこの植物の花が満開になる事実と結び付けられ、ハイペリカムがherba Sanctus Ioannisまたは英語名のセントジョーンズワートと呼ばれるようになったという語源の説があります」。
その他この植物が十字軍の遠征の間、セントジョンの騎士たちに傷の治療に使われていた事から由来するという説もあります。昔から民間でセントジョーンズワート油は外部の傷(特に切断された神経組織に)、創傷、切り傷、打撲のための一般的な家庭治療薬として使いました。
ヨーロッパでは、昔はハイペリカムを刈って乾燥させたものを家に吊り下げる風習があったようですが、そうすると、そこから悪魔が入ってこられなくなるんだって。最近、ハイペリカムは抗うつ、安眠作用があることが分かり、サプリメントがうつ病の処方薬となっています。
この浸出油を過剰に使用すると過敏な人々には皮膚アリルギーの原因となる恐れがあるので要注意。
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千葉県船橋市にあるアロマサロンカモミールを主宰の傍ら、アロマテラピー研究室でも活動中。
アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。
ロバート・ティスランドの本、ジャン・バルネの本、アロマテラピー界のバイブル「アロマテラピー大全」を翻訳したのも髙山氏でした。アロマテラピー研究室では、髙山先生に後継人と指名された私はアロマテラピーの学校を通っている頃の恩師島田さつき先生とともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。